感動ブレザーを購入して1年ほど活用したので、使用感をレビューします。
気になる感動ジャケットとの違いや、主に着ているコーディネートも合わせてご紹介。
ファッションとして、またTPOを考えても汎用性が高く、かなりおすすめできる商品だと思います。
- UNIQLO&JWAnderson 2023春夏 感動ブレザーの詳細
- 感動ジャケットと感動ブレザーの違い【シルエットが違う】
- 感動ブレザーの23年モデルと24年モデルの違い【ほぼいっしょ】
- 感動ブレザーを使ったコーディネート
- 【まとめ】購入して1年間リアルに着てみた感想。多くの大人男性におすすめできる
※筆者は168cm 55kg
UNIQLO&JWAnderson 2023春夏 感動ブレザーの詳細
感動ブレザーは、毎年リニューアルを重ねながら発売されるユニクロの定番商品です。
わたしが所有しているのは23年春夏に発売されたJWアンダーソンとのコラボモデル。
金ボタンにオリジナルの刻印がされており、特別感が演出されています。
シルエットはなかなかキレイです。
肩パットはありませんが薄い芯地が入っており、キリッとした印象があります。
一方でポケットはパッチポケットで、ややカジュアルな印象があります。
生地はおなじみの「感動素材」で、
- 軽量
- 速乾
- ストレッチ
- 家庭洗濯可
の機能性があります。(乾燥機は不可)
感動シリーズはウールライクとコットンライクがありますが、感動ブレザーはウールライクのみ。
カラーももちろん、ネイビーのみです。
シルエットがキレイめ、ディテールがカジュアルめということで、なかなかバランスのとれた商品だと思います。
感動ジャケットと感動ブレザーの違い【シルエットが違う】
わたしは感動ジャケットは所有していません。
ですが店頭で試着してみたところ、一番の違いは腰のシェイプでした。
感動ブレザーの方がキュッと内側に絞っている感じです。
また肩周りの芯地も感動ブレザーのほうがしっかりしている印象。
このことから、一般に感動ブレザーの方が体型補正効果が見込めると言えます。
またポケットも、
- 感動ジャケット→一般的なフラップポケット
- 感動ブレザー→パッチポケット
という違いがあります。
シルエットはカッチリした雰囲気が出ますが、デザインとしてはネイビーカラー&金ボタン&パッチポケットなので、カジュアルシーンでも着ていけるのが感動ブレザーの強みです。
おおむね、カジュアルでもトラッドスタイルに傾倒している人は感動ブレザーがおすすめ。
ジャケットをモードに着たい人は、感動ジャケットがおすすめだと思います。
その他には、サイズバリエーションとカラーバリエーションに違いがあります。
サイズ | カラー | |
感動ジャケット | カスタムオーダー可 | ウールライク 4色 コットンライク 2色 (チドリ) (グレンチェック) |
感動ブレザー | 通常サイズ XS〜4XL 袖丈・着丈短め XS〜4XL 全16サイズ |
ネイビー1色 |
※袖丈・着丈短めはオンライン限定
※感動ジャケットの柄物はシーズンによる
感動ジャケットはビジネス利用も想定されており、セミオーダーが可能です。(店頭で採寸→オンラインで注文)
感動ブレザーも「袖丈・着丈短め」がオンライン限定で購入できます。
「身巾(横幅)ぴったりに合わせてサイズアップすると、袖丈・着丈が長く出過ぎる」という人におすすめのモデルです。
感動ブレザーの23年モデルと24年モデルの違い【ほぼいっしょ】
23年モデルはJWAndersonコラボなので、ボタンの刻印があります。
また袖のボタンが、
- 23年 JWA 3つ
- 24年 4つ
という違いがあります。
サイズの違いはごく僅かです。
着丈 | 肩巾 | 身巾 | 裄丈 | |
23年モデル(JWA) | 71 | 45.5 | 53.5 | 83 |
24年モデル | 70 | 45.5 | 53.5 | 83 |
※公式サイトより引用、共にMサイズ、単位はcm
その他には23年モデルは裏側の縫製が両倒し、24年モデルは片倒しといった微妙な違いがあります。
とは言え、あからさまに表面に響くわけではないので、本当にマニアックな違い。
ストイックに「ここが気になるからメルカリで23年モデルを買う」と言うほどではないでしょう。
色味はまったく一緒と言って良いと思います。
ネイビーカラーはブレザーの定義なので、年代によって極端に色が変わることは今後もなさそうです。
感動ブレザーを使ったコーディネート
カジュアルパンツと合わせる
ボトムス 無印良品 ムラ糸チノレギュラーパンツ ウェスト73
ボトムス UNIQLO&JWA 2023SS イージーパンツ
いわゆるジャケパンスタイルにうってつけ。
他にもジーパンやカーゴパンツなど、どんなカジュアルパンツでも大概は合いそうです。
感動ブレザーのネイビーは濃い目の落ち着いた色なので、ボトムスの色合わせもそう悩まないのではないでしょうか。
白、黒、グレー、ベージュ、ブルーなどベーシックなカラーなら大丈夫そう。
逆に避けるべきは「セットアップではないネイビーのボトムス」かなと思います。
ボーダーT、グラフィックTと合わせる
ボトムス UNIQLO 感動イージーパンツ Sサイズ
ボトムス UNIQLO 感動イージーパンツ Sサイズ
同じ発想でトップス(ジャケットのインナー)にカジュアルアイテムを持ってきてもブレザーは受け止めてくれます。
今回は感動イージーパンツのBlackを履いていますが、感動パンツの69Navyとセットアップになるとのこと。
セットアップにすればさらにカジュアルなトップスでも合わせていけるかなと思います。
カジュアルパンツ&グラフィックTでも
ボトムス 無印良品 ムラ糸チノレギュラーパンツ ウェスト73
トップスとボトムスの両方をカジュアルアイテムにしても、落ち着いた色を選べば悪くないのではないでしょうか。
これで「ちょっとカジュアル感が強いなぁ…」と思ったら、シューズを革靴にすればバランスがとれるかなと思います。
感動ブレザーはカジュアルシーンで着用できるきれいめアイテムなので、コーディネートとしてはカジュアルアイテムを思いっきり楽しむのに向いています。
秋冬のトップスならスウェットやパーカーも合わせられる。
逆にシャツやスラックスなど、きれいめアイテムと合わせる時に難しさを感じます。
過度にかしこまってしまったり、ビジネス見えしてしまうからです。
シャツを合わせたいときてチェック柄やネルシャツなどカジュアル感が強いシャツをあえて合わせる。
スラックスを合わせるならシューズをスニーカーにするなど、いくつかの工夫でバランスをとると良さそうです。
【まとめ】購入して1年間リアルに着てみた感想。多くの大人男性におすすめできる
- 確かな体型補正効果
- ほどよいカジュアル感とキレイ目感
- イージーケア
といった特徴を考えると、かなり多くの大人男性におすすめできます。
特にわたしが重宝するのは、目上の人とプライベートで食事する時。
少しかしこまった飲食店でも、ブレザーなら失礼ありません。
あとは歌舞伎やクラシックコンサートなど、ちょっとハイソなエンタメも観劇するときもしっくりきます。
またビジネスカジュアルとして着用できる職場も多いと思います。
総じて、30代以上の大人男性だとそういったシチュエーションって少なくないのではないでしょうか。
そして涼しい感動シリーズ素材なので、夏でも着用できる。
逆に冬にコートを羽織っても着ぶくれしない。
リアルな着心地もバッチリです。
好みとライフスタイルが合いそうなら、検討する価値は十分あるアイテムだと思います。