今年はユニクロで20万円分ぐらい服を買いました!
この記事ではその中から、
「30代男性が買って失敗したユニクロのメンズ服5選」
をご紹介します!
「失敗した!」と言いつつ、商品が粗悪ということではないです。
多くの人にとってハズレの買ってはいけない商品だとは一概には言えません。
あくまでわたしには合わなかった商品たち。
体型や年齢が近い人の参考になればうれしいです。
※筆者は168cm、54kg
※一部の画像はユニクロ公式サイトから転載
- ユニクロで買って失敗した服① Uniqlo U Vネックセーター
- ユニクロで買って失敗した服② プレミアムリネンストライプスタンドカラーシャツ(2022年モデル)
- ユニクロで買って失敗した服③ ワイドフィットチノ(2022年モデル)
- ユニクロで買って失敗した服④ タックワイドパンツ
- 買わないで失敗したもの JWアンダーソンコラボ ソックス
- 失敗から得た学び
- 買ってはいけない!?でも失敗を恐れない
ユニクロで買って失敗した服① Uniqlo U Vネックセーター
いちばんの失敗はこれかなと思います。
っというのも、このアイテム自体がめちゃくちゃ好きなんですね(笑)
Naturalの優しげな風合いとドロっとした生地感。
リネンがまじったザラッとした肌触りも好きでした。
すごく気に入っていたんですけど、サイズアップ(Lサイズ)してしまったがために着こなせなかった…。
そもそも大きめのサイジングのこのアイテム。
ことさらにサイズアップする必要はなかった。
麻が入っていてミドルゲージのこの素材を実際に来てみると、思ったより着丈が長くなる感じでした。
でもこの時期、
「トレンドのビッグシルエットに乗るんやで〜」
という気持ちが強かったんです(笑)
なんかハイでチャレンジングな気分だった。(つまり楽しんではいたんだけど)
でもあえなく失敗(笑)
そして気づいたときにはMサイズは売り切れ。
それ以上楽しむことなく、友人に譲ることとなりました。
好きだった分だけ失敗した悲しみが大きくて、ある意味思い出に残ったアイテムです。
ユニクロで買って失敗した服② プレミアムリネンストライプスタンドカラーシャツ(2022年モデル)
ワイドフィットで失敗、第二弾(笑)
2023年はリネン100%のスタンドカラーシャツが発売されず、わずかに残っていたLサイズのこのアイテムをセール価格で購入。
ユニクロのきれいなプレミアムリネンはホントに魅力的ですが、やっぱり大きすぎたかなぁ。
こちらも友人に譲りました。
ユニクロで買って失敗した服③ ワイドフィットチノ(2022年モデル)
たしか990円で買った!
けっこう気に入っていたんですけど、ワードロープに入っていてもあまり手に取らなかったアイテム。
ちょっとじぶんの好みからすると、カジュアル感が強すぎたかなと思います。
「ワイド」というカジュアル要素に本格的なチノパンの仕様が相まって、かなりしっかり目のカジュアルパンツに仕上がっています。
そんな時はトップスをきれいめアイテムにするのがベターですが、シャツを着てもなーんか若々しさを感じない。
総じてミリタリールーツのアイテムは苦手に感じることが多いかもしれません。
もちろんチノパンはチノパンで良いんですけど、もうちょっとキレイ目要素が入っていれると抵抗感なく履けるんだなと思います。
その後で購入したJWAndersonコラボのワイドフィットチノがちょうどキレイ目で、そちらはすごく気にいっています。
ユニクロで買って失敗した服④ タックワイドパンツ
まさかの大ベストセラー!
ユニクロが今年、いちばん売ったボトムスがこれではないでしょうか。
ドローコード、腰ゴム、ジッパーあり、自宅洗濯可能の完璧イージー仕様。
素材感、シルエットも美しい。
そして定価3,990円でさらに限定価格になることも多く、コスパ抜群!
…と完成度の高いアイテムなのは間違いないですが、買ってみてはじめてそんなに好みじゃないと気づきました(笑)
センタープレスがあり、ウールライクで、ドレープ感のある美しい雰囲気。
しっかりキレイめ感(フォーマル感、ドレス感)のあるこの雰囲気がじぶんは着慣れていない。
自己分析すると、わたしはずっとスーツを着てこない人生だったんですね。(フリーター→フリーランス)
なので、フォーマル感の強い装いって、じぶんで見慣れていない。
だからなんかこそばゆい気持ちになります。
プライベートでもドレスコードを求められる場所に行くことってないので、もうちょっとカジュアルなアイテムが落ち着くんだなと思います。
さっきのワイドフィットチノでは「カジュアルすぎる」と言ったり、タックワイドパンツでは「フォーマルすぎる」と言ったり、
「どっちなんだい!」
って感じですが(笑)
おそらくこのキレイめ⇔カジュアルの落としどころって人によって違いますよね。
わたしは、
カジュアルアイテムをキレイな着こなしでコーデする
のが合っているかなと今のところ考えています。
買わないで失敗したもの JWアンダーソンコラボ ソックス
逆にもっと買っておけばよかったなと思うのがソックス。
いろんな柄物ソックスを買ったのですが、けっきょくソックスを楽しむコーデはあまりしませんでした。
でも好きなコラボのアイテムを身に着けていると、なんだか気分が上がるのはたしか。
っということは、
JWAndersonのシンプルな白ソックス
を2、3足買うのが、じぶんにとって正解っぽい。
来春はそんな感じの作戦でいこうと思います。
失敗から得た学び
デザイナーの提案(LOOKBOOK)を尊重する
Uniqlo UやUNIQLO and JWAndersonにはLOOKBOOKというウェブページが用意されています。
LOOKBOOKとは、デザイナー本人による
このアイテムはこう着たら、いちばんポテンシャルが発揮されるよ!
という提案(らしい)です。
サイズ感や素材感を伝えるのが第一の商品ページの着用画像とは、また別のもの。
例えば2023年秋冬のLOOKBOOKを見ると、
- Uniqlo U→トップスは3枚以上の重ね着、ボトムスはクッションを入れる
- JWAnderson→トップスは2枚まで、ボトムスはロールアップ
といった違いが見受けられました。
ここから考えると、Uniqlo Uのデザイナークリストフ・ルメールは、重ね着を前提に今回のコレクションを作ったと思われます。
なのでシャツが大きめだったり、逆に下に着込むカットソーがジャストめだったり、サラリと一枚で着るとキマりにくいサイズ感だったりします。
じゃあ、シャツをワンサイズダウンしてみると、今度は裄丈が足りなくなったり、身幅が小さくなりすぎたり。
なぜならデザイナーにそのつもりがないから。
もちろん体型は千差万別なので、狙ったシルエットでハマる人はハマるはずです。
そしてじぶんで工夫して着こなすのは、ファッションの大きな楽しみのひとつだと思います。
わたしも随時、そんな挑戦はしていきたい。
一方で消費者には、他にもいろんな選択肢(ブランド)が用意されています。
デザイナーの意図と消費者の希望がズレたものを選ぶより、そもそも合致したブランドを選んだほうが、初心者には着こなしやすいはず。
ユニクロコラボで言うと、クリストフ・ルメールもジョナサン・アンダーソンも超がつくほどの一流デザイナー。
そんな彼らの才能に敬意を評して、LOOKBOOKそっくりそのまま着るのも楽しいかなと思います。
こう言うと自虐的ですが、凡人のわたしの”工夫”より、天才デザイナーの”提案”のほうが、やっぱりカッコいい可能性は高い(笑)
そしてユニクロはマネキン買いもやぶさかじゃない価格帯。
LOOKBOOKそのままゴソッと購入して、目一杯その才能と世界観を楽しむ。
そんなファッションの楽しみ方も、大いにありではないかと思います。
本家「LEMAIRE」や「JW Anderson」をマネキン買いするのは無理ですし(笑)
今のじぶんはUNIQLO and JWAndersonがフィットするとわかったので、24年はそこに予算を集中するのも良いかも。
小柄で低身長はビッグシルエットに注意する
失敗したアイテムからわかるように
「トレンドのビッグシルエット」
を鵜呑みにしたのが原因の一つでした。
「トレンド」も「ビッグシルエット」も、ほどよく取り入れていくべきことです。
とは言え168cm54kg小柄男性のわたしには、ちょっとハードルが高かったのは事実。
おおむね身幅を出そうとすると着丈が長くなりすぎて、バランスがおかしくなることが多かった。
わたしの体型でビッグシルエットをやるなら、MUJI LABOが可能性高いかな?
しかしトレンドとは、完全無視して良いシロモノでもないはずです。
トレンドに背を向けすぎると「なんだか懐かしい」感じになる。
とは言え、ふつうに生きている男性がパリコレとかミラノコレクションで提案されるようなハイなトレンドまで追いかける必要はない。
2年おきぐらいにちゃんと新商品に買い替えて行けば、その時々のトレンドはキャッチアップしていけると思います。
買ってはいけない!?でも失敗を恐れない
「失敗しない服の買い方」
はとても需要があります。
でも現実的には、なにも失敗せずものごとが上手になることはない。
大切なのは、「新しいスタイルに挑戦してみたい」とか前向きな気持ちがそこにあるかどうかだと思います。
一方でブランドのついた5万円のシャツで失敗したら、もう立ち直れない(笑)
でもユニクロなら、多くの人にとって勉強代として割り切れる価格だと思います。
特にデザイナーコラボは
- 挑戦的な要素
- 手頃な価格
が相まってほど良いバランスではないでしょうか。
2023年、わたしはだいぶ挑戦しました。(以上のように失敗もしました)
24年はじぶんのスタイルのクオリティを上げることに軸足を移したいなと考えています。
と言いつつ、これからも魅力的な提案は続くでしょうから、おおらかな気持ちで楽しんでいこうと思います!