ここ2,3年、無印良品で年間10万円以上を買い物していますミニマリストの星野ソーダです。
この記事ではガチムジラーのわたしの経験から、
「無印良品で買ってよかった、本当に使えた商品」
をご紹介します!
選定基準は、
- 2年以上、継続して使っている(リピートしている)
- 現行品またはリニューアル品が現在購入できる(記事公開時点)
- 他社の類似商品より優れている(あるいは類似商品がない)
の3点としました。
たくさんある商品の中でも、実績があって心からおすすめできるものだけを厳選。
お買い物の参考になったらうれしいです。
またたくさん買ってきたからこそわかる、逆に注意して欲しいアイテムや、そもそもミニマリストが無印良品を好きな理由も合わせてご紹介します。
- 無印良品でミニマリストが買ってよかったおすすめアイテム10選
- 買ってはいけない?ミニマリスト的に慎重に検討して欲しい無印良品のアイテム3選
- なぜミニマリストは無印良品が好き?その理由4選
- 【関連】無印良品をできるだけ安く買う方法まとめ
無印良品でミニマリストが買ってよかったおすすめアイテム10選
アガる掃除道具「掃除用品システム フロアモップ」
ポールに先にホウキやモップなど付け替えることができる掃除用品。
わたしはもっぱら水拭きモップとして使っています。
この手の商品はポールがステンレス製が多く、いかにも掃除用品って感じがします。
無印良品は木製を選べるのがうれしい。
木製だといっきにインテリアっぽくなり、立てて収納する専用ケースもあります。
実は以前はレビューが低く、耐久性に難があったよう。(わたしは壊さず3年使ってますが)
24年にリニューアルされたので、おそらく改善されたはずです。
フローリングを水拭きする爽快感はなににも代えがたい。
でもめんどくさいですよね(笑)
そんなとき、気分がアガる美しい掃除用品があると、重い腰を上げることができる。
掃除機以上の掃除が「苦手だけど、やらなきゃ…」と感じている人におすすめです。
関連記事:ネットのレビューが低評価の無印良品のフロアモップをあえて買って使ってみました!使いにくい?
こればかり買ってる「再生紙トイレットペーパー5倍巻」
省スペース&取り替え頻度が少ない。
これは何事もミニマルを好むミニマリストにうれしいポイントです。
類似商品は他社にもありますが、個人的にうれしいのはシンプルなパッケージ。
今住んでいるアパートはトイレに収納がないので、必然的に見せる収納になるんですね。
そうすると、やっぱり無印良品のすっきりパッケージが気持ちいい。
価格は180円。
24年になって同じものが4つ入りで599円の商品が発売され、さらにお得なりました。
ただ再生紙なので質感は少しザラッとしていて、好みは分かれるかもしれません。
とは言え、ウォシュレットを使う人なら大抵は大丈夫ではないでしょうか。
信頼と実績の名品「フェイスタオル」
無印良品、永遠の定番がタオル。
わたしが購入したのは3年前のオーガニックコットンを使ったモデルで、現在まで丸3年間使い続けています。
さすがにほつれや色落ちが目立ってきましたが、もう少し使えそう。
現行モデルは超長綿を使ってさらにリッチになりました。
実はわたしは1枚5,000円の高級タオルも使っているのですあ、こだわりがなければ無印良品でも全然良いなというのが正直な感想です。
落ち着いたトーンのカラーバリエーションも好印象で、ホテルライクな部屋が好きな人はインテリア的にも良さそう。
肌触りと風合いにこだわった、いかにも無印良品っぽい商品。
無印初心者なら、まずチェックして欲しい商品です。
関連記事:【口コミ】無印良品 フェイスタオルを2年つかった感想。まだまだイケそう!
メンズにおすすめしたい「オールインワンジェル」
若い人の間ではメンズコスメも珍しくなくなってきました。
しかし本当にケアが必要なのはむしろ30代以降の大人世代。
スキンケアに慣れていないわたしたちがまずトライすべきなのが、このオールインワンジェルです。
美容液、乳液、保湿クリームなどがその名の通り、オールインワンになった商品。
「とりあえず、これをつけておけばOK」というシロモノです。
ひとつひとつ個別につけたほうが効果が高いわけですが、そもそも習慣がない人にとってはめんどうでハードルが高い。
そこでまずはオールインワンからはじめて、必要に応じてステップアップしていきましょう。
無印良品のオールインワンジェルは男性でも手に取りやすいシンプルなパッケージで、価格も比較的にリーズナブル。
品質も必要十分です。
無印のコスメシリーズは常時3種類ほど販売されていますが、初心者は白いパッケージの「敏感肌用」からはじめてみてください。(他にクリリアケア、エイジングケアなどがある)
この商品はAmazon等で取り扱いがあることも多いので、なんとなく店舗で手に取るのが恥ずかしい人は通販でどうぞ。
コーヒー好きとしておすすめできる「カフェインレスコーヒー」
毎日、自宅でコーヒー豆を挽いて飲んでいます。
でもカフェインに弱い体質なので、カフェインレス(デカフェ)もすごく飲むんです。
カフェインレスも200g2,000円のスペシャルティコーヒーから、スーパーで買えるものまでいろいろ試しました。
結果、無印良品が価格と味のバランスがいちばん良く、人におすすめするなら無印です。
そもそも無印はカフェインレス飲料に力をいれていますよね。
コーヒーだけでなくルイボスティー、ハーブティー、黒豆茶などラインナップ豊富。
カフェインレスって需要は多いのに、意外と供給が少ない。
きっと無印良品もブランド的にひとつの武器として、こだわりを持ってカフェインレスに取り組んでいるのではないでしょうか。
カフェインレスコーヒーは、
- 豆(ホールビーン)
- 粉
- ドリップパック
とバリエーションがあり、ライフスタイルに合わせて選べます。
ちなみに粉タイプはちょっとオトクな大容量タイプあり。(豆でも販売してほしい…!)
満足感最高「牛ばら肉の大盛りカレー」
無印良品のエースといえばレトルトカレー!
数ある中でもわたしが一番好きなのは、牛ばら肉の大盛りカレーです。
オトナ男子ならこれをナンバーワンに上げる人が多いのではないでしょうか。
ベースは欧風ビーフカレーなんですが、スパイスの香りがしっかり立っているのはアジアカレーが定着した今風の味つけ(香りづけ)だなと感じます。
爽快な香りがついているので、コクがある濃い味ながら飽きずに食べ切れる。
ただレトルトカレーは得てして塩分が高いので、食べ過ぎ注意です(笑)
欲しい機能が全部ある「デジタル電波時計」
電波時計、カレンダー、温度計、湿度計、アラーム、画面点灯とあるべき機能がコンパクトにまとめられた時計。
高機能な置き時計は数あれど、高機能になるほどレトロ・フューチャー的なゴテゴテっとしたデザインが多いですよね。
そこはさすが無印と言いますか、機能性は最高でありつつ、万人に親しみやすいシンプルデザインでまとめてくれています。
なかなかそういった秀逸なプロダクトって、探すと見つからない…。
無印ならではのセンスが詰まった隠れた名品だと思います。
関連記事:【評判口コミ】ミニマリストの置き時計はやっぱり無印良品?「デジタル電波時計」レビュー
便利、そして美しい「木製角型トレー」
いわゆる「おぼん」ですが、これはなくても全然いいアイテムだと思います。
ただ使ってみるとキッチン↔食卓の往復が一度で済み、そこはかとなく便利。
そして何よりトレーを使うだけで、食卓が華やかに美しくなります。
「なんか良い暮らししている気分」を味わえます。
それでいてちゃんと利便性があるので、ただカッコつけるだけじゃなく、いつの間にか日常使いを続けている。
競合ブランドの商品と比べると高価なのですが、天然木材100%を使っていて、さらに重ねて収納できるのは無印ぐらいでした。
なかなか頻繁に買い替えるタイプの商品じゃないので、興味ある人は多少高くても無印を選ぶのがおすすめです。
関連記事:悩んだ末、「無印良品の木製角型トレー」を買った理由と感想レビュー
使いやすさのバツグンの「天然ゴム手袋左右兼用」
洗い物をするときに毎日使っています。
使用するのは右手だけなのですが、左右兼用なので無駄なく使っていける。
内側は微起毛になっていて、着脱がスムーズです。
なによりピンクやグリーンなどケミカルな色ではなく、優しげな生成り色がキッチンに馴染みます。
サイズもMとLがある。
わたしも購入を迷っていたのですが、店頭に試着が用意されていてはめてみたところLがぴったりでした。
おおむね身長170cmぐらいの男性ならLサイズでしょう。(160cmぐらいの女性ならMかな)
商品の利便性や試着の用意など、リアルに使えるホスピタリティが無印良品の良さだと思います。
贅沢な豚毛100%「ブナ材洋服ブラシ」
実は洋服ケアアイテムは、IKEAの方が良いと思っています(笑)
そもそも「洋服」というものが欧米発祥だからなのか、ケアアイテムも欧米のブランドに一日の長がある。
そんな中、洋服ブラシは無印の勝利。
ブラシ部分は豚毛100%です。
天然素材の安心感があるだけでなく、ちゃんとホコリがとれるんですね。
特にわたしが重宝するのは、ポリエステル100%素材の服についた石鹸カスをとるとき。
洋服ブラシって高級素材にだけ使うイメージがありますが、意外とありふれた化学繊維をキレイに着ていくためにも使える。
お持ちでない人も多いと思いますが、実は多くの人に有用なアイテムだと思います。
そして天然素材を使ったアイテムでありながら、790円とリーズナブルなのも魅力。
洋服ブラシを探しているなら、まず選択肢に入れて良いアイテムだと思います。
買ってはいけない?ミニマリスト的に慎重に検討して欲しい無印良品のアイテム3選
大バズアイテムだが使ってみたら…「シリコン調理スプーン」
「ミニマリストは多用途のアイテムを選ぼう!」
と、よく言われます。
それで言うとシリコン調理スプーンはしゃもじ、お玉、フライ返し等々の役割を担うことができる代表的な多用途アイテムです。
ところが実際に使ってみたら、わたしの自炊スタイルだと意外と出番がなかった(笑)
例えば炊飯器からご飯をよそったシリコンスプーンを、洗わずそのまま味噌汁をすくったら抵抗がありますよね。
多用途ではあれど、同時併用は難しい。(買う前に気づくべきだった 笑)
例えば1品だけ作るなら良いと思うのですが、ふつうに一汁一菜ぐらいの自炊をするとなると、やっぱりそれぞれの専用アイテムが欲しいなと思いました。
とは言え商品のクオリティは高く、お菓子作りをする人なんかだと重宝するんだと思います。
あとは鍋の底のカレーとかツルッととれて、シリコンならではの気持ちよさがあります。
ぜひ自炊スタイルに合わせて、購入を検討してみてください。
魅力的過ぎる「収納グッズ」
実はわたしは無印良品の収納グッズはたくさん持っています(笑)
しかしあえて「買ってはいけない」と言いたいのは、ミニマリストの観点から。
ミニマリスト的なライフスタイルを実現するのに重要なのが、収納を減らすことです。
収納があるから、そこに物を入れたくなってしまう。
それでいて仕舞ってしまうと目にすることがないから、気づかないうちにものが増えてしまう。
だから収納グッズは減らしたい、買うのはよく検討したい。
無印の収納グッズは素材、サイズ、用途のバリエーションが豊富で、まさに十八番といった優れたプロダクトなんです。
要は魅力的過ぎる(笑)
実際に使ってみるとほとんどの商品がスタッキング可能ですし、一般的なカラーボックスにぴったりだったり、日本のクローゼットや押入れにぴったりのサイズ設定になっています。
微に入り細を穿つ…ほんとうに考え尽くされたすごい商品ばかりです。
家が小さい日本において、日本人は収納に並々ならぬこだわりがあると言われます。
日本のブランドである無印は、そういった顧客の期待に答えるべく、進化した収納グッズを提案し続けています。
そんな素晴らしい商品だから、いったん購入すると心理的にすごく手放しにくい…!
物理的にも、大きな収納グッズは不要になっても処分に手間取ることが多いはずです。
となると最初の購入時によく考えてシミュレーションするのが大事になる。
ぜひよく検討して、購入してみてください。
味が濃い「食品」
カレーをおすすめ挙げつつ、ちょっと注意したいのは無印の食品の全体的な味の濃さ。
スウィーツ、レトルト食品、共にすこし濃い目の味つけだと思います。
無印良品って、なんだかヘルシーなイメージがないでしょうか?
実際に低糖質のお菓子や、先に紹介したカフェインレスコーヒーなど、体を労る食品も多いです。
一方で、人気商品はがっつり背徳感のある味付けだったりする。
ミニマリストの中には食事の手間もミニマルにしたい人が多いです。
そうなると無印良品の食品は候補になってきそうですが、やっぱりそればかりじゃダメかなと思います。(そもそも無印に限らずレトルトだけで健康的な食生活はむずかしいですが)
無印の食品はブランドイメージとギャップがあり、勝手にミスリードになってしまうこともある。
食品は「あくまでご馳走」「あくまでレトルト」という意識をもって、適切に取り入れたいジャンルだと思います。
なぜミニマリストは無印良品が好き?その理由4選
ミニマルデザインだから
文字や柄がなく、基本的にモノトーンのさっぱりとしたデザイン。
何事もさっぱりしたいミニマリストは、やっぱりデザインもシンプルが好きです。
わたしが特に好きなのは、洗剤スプレーやシャンプーのボトルなど。
これらの商品はドラッグストアだとパッケージが看板の役割も果たすので、どうしても他社より目立とうと派手になる。
その点、無印良品は店内に競合ブランドがないわけですから、シンプルでOK。
特に見せる収納を好む人は、そのモノ自体が必然的にインテリアになります。
その場合、無印良品のシンプルデザインは特にセンスが無くても品よく見せてくれるので気分が上がりますよね。
ビジョンに共感するから
無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくこと。引用:無印良品[無印良品からのメッセージ]
これは無印良品の社是・ビジョンです。
ミニマリストが大事する言葉に、
「足るを知る」
があります。
「足るを知る」とはまさに「これでいい」という感覚であり、ミニマリストと無印良品はその精神性において共通点があるでしょう。
いつでも買いやすいから
いくらデザインやビジョンが良くても「高価だし、表参道でしか買えない」というようなシロモノは日用品としては不適当。
無印良品は常識的な価格帯であり、店舗も多く、オンラインストアも充実しています。
近年は500円以下の日用品に特化した「無印良品 500」という店舗も増えており、ますます身近になっています。
ミニマリストは得てして節約志向です。
無印良品なら、
- 高価ではない=お金の節約
- 近所で買いやすい=時間の節約
が妥当なラインで叶えやすい。
バズるから(!)
ミニマリストが無印良品について多く「発信」しているから、ミニマリスト=無印良品のイメージがみんなの間に醸成されています。
ミニマリストが無印良品を好んで買うのは事実でしょう。
しかし、なぜわざわざ無印良品を選んで「発信」するかと言うと、
再生数(ページビュー)が伸びるから
という身も蓋もない理由があります(笑)
わたし含め、発信者とはなんらかの意図や目的を持って発信しています。
もちろん「だから愛がない」「すべて嘘だ」と言っているわけではありません。(むしろ愛がないと続かないし、嘘はバレる)
ただどうしてもノルマ的に無印良品について発信することは、事実としてあるんですね。
そんな中、例えばYouTubeでミニマリストを5人ぐらいチャンネル登録してみます。
すると結果として、無印良品”過多”に感じるタイミングがあるでしょう。(良品週間とか)
これは特定のミニマリスト(発信者)を糾弾しているのではなく「結果として増えすぎてしまう」ということです。
そしてわたし自身、紛れもなく発信者の一員。
こんな自分が不利になることをわざわざ言う理由は、本当にミニマリストになろうとした場合、情報との付き合い方が極めて重要だからです。
イチ消費者として、増え続けるミニマリスト&無印良品の情報を全て真に受けていたら、それこそ「足るを知る」「これでいいという理性的な満足感」から離れていってしまうでしょう。
だから増え続ける情報に対しては、肩の力を抜いて、話半分で楽しむことが必要です。
YouTubeやSNSの運営企業、そしてわたし含めメディア側が
「あなたにはこのぐらいの情報量がほどほどで、健康的ですよ」
とはなかなか言いません。
とにかくこっちとしては見れるだけ見て欲しい。
だから適切な情報環境は、消費者がじぶんの意志でつくるしかありません。
ちょっと話が飛躍しましたが、ぜひこの機会にじぶんの情報環境を整理してみて欲しいと思います。
ここまで、
- デザインがミニマル
- ビジョンに共感する
- 買い物しやすい
- バズる
といった理由を紹介しました。
「バズる」はミニマリストというか「インフルエンサー」の話ではありますが、ぜひ知っておいてほしい部分でした。
重ねて言いますが、だからといって無印良品とミニマリストの関係が虚栄であるわけではありません。
みんながみんな「ビジネスムジラー」ではないです(笑)
デザイン、ビジョン、価格、利便性の面において他のブランドよりミニマリストと相性が良いのは事実。
ぜひ、自分なりの距離感で無印良品やミニマリストと付き合ってみて下さい。
【関連】無印良品をできるだけ安く買う方法まとめ
無印良品のポイントシステムやセール情報をまとめました。
無印と長い付き合いをしそうな人は、ぜひチェックしてみてください。
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