5年前ぐらいから観葉植物を置いています。
基本的にあまりモノを置きたくないミニマリストなのですが、半ば勢いで購入したこのレモンの木は今日の今日まで家にある。
そんなちょっと矛盾したミニマリスト生活の中で気づいた
ミニマリスト的 観葉植物のメリット・デメリット
をご紹介します。
先に結論を言うと、
「いきなり買うのは、おすすめしないかなぁ」
といった感じ。
ミニマリストに観葉植物はいらない?デメリット3選
掃除の手間になる
掃除機や拭き掃除にするときに、いちいち移動させないといけません。
わたしはホームセンターでキャスター付きの台を購入してから大分ストレスがなくなりました。
とは言え、手間であることは事実。
また葉や枝についたホコリも取り除いて上げるのが望ましいです。
手入れの手間がある
当然、水やりの手間がありますし、必要なら日光も当ててあげる必要があります。
意外と光を当てるのが気を使いますね。
季節によって部屋に入る日差しが変わったりするので、意外とよく考えて生育環境を考えて上げる必要があります。
捨てにくい
わたしも「観葉植物がない空間を体験してみたいな」とか「処分したほうが良いかな」と思うことはあるんですね。
そんな考えがよぎっても「でも、捨てるのめんどうだしなぁ」と思って踏みとどまるのが正直なところ(笑)
多くの自治体では、枝は切って燃えるゴミで捨てて、土は粗大ゴミのように申請して回収してもらうことが多いのではないでしょうか。
それってやっぱり少なくない手間です。
いや、いる!メリット3選
美しい。あたたかみがある
ミニマリストの何もない部屋。
美しく撮影した画像だとカッコよく見えますが、実際に足を踏み入れたら殺風景で寂しいと思う人が多いのではないでしょうか。
観葉植物はなんせ生き物ですから、その存在自体にあたたかみがあります。
ミニマリストのもの悲しい雰囲気を緩和するにはぴったり。
ミニマリストが物を減らすのは、逆に今あるものを強調したいという意図もあるでしょう。
たくさんの物がある部屋に置かれた観葉植物より、ミニマリストの部屋に置かれた観葉植物のほうがやっぱり存在感を感じるはず。
逆言えば、観葉植物を満喫したい人はそれ以外のインテリアをミニマリスト的感性で減らしていくのもおすすめです。
掃除の意識が高まる
「観葉植物が似合う部屋にしよう」
という意識が芽生えるのが、観葉植物のメリットでもあります。
植物は生き物で、ほったらかしにすると罪悪感があるからこそ、その意識をポジティブに利用する。
自宅とは、自分らしく自由でいられるプライベートスペースです。
でもだからと言って怠惰に過ごせば疲れがとれたり、気持ちが安らぐかと言えばそうではない。
観葉植物を手入れするちょっとの手間が、凛とした理想の生活へと導いてくれる。
ちょっと大げさですが、そんな感覚も確かにあります。
意外とコストがかからない
わたしが購入したレモンの木は当時8,000円ぐらいでした。
それでもう5年ぐらい楽しめているので、ある意味でコスパは良いと言えます。
同じ植物でも生花や枝物を継続的に購入しようとすると、なかなかの費用になる。
また「手間がかかる」とデメリットで挙げましたが、じゃあその手間が本当に生活を脅かすほどかと言うと、そうでもないです。
生花だと毎日水を変えないといけませんが、観葉植物だと3日に1回で良かったりしますし、掃除も工夫次第で手間を軽減できるでしょう。
デメリットもあるにはありますが、そう大きくはない。
そのうえでメリットと比較すれば、観葉植物を買ってもストレスにならないミニマリストもたくさんいると思います。
【まとめ】ひとまずミニマリストに観葉植物はおすすめしない。生花や枝物から始めるのが良さそう
とは言え、観葉植物に興味がある人は、まずはスーパーでも売っている生花や枝物を購入してみるのをおすすめします。
生花は1週間程度で枯れるので、良い意味で飽きずに楽しめます。
軽く乾燥させて燃えるゴミに捨てれば大丈夫なので、処分も楽。
枝物もモノによっては2週間ぐらい楽しめますし、やはり廃棄も楽です。
この大変を経て植物を楽しめる性格だと気づいたら、観葉植物にステップアップすると間違いがないかなと思います。
生花や枝物を定期的に購入しているとなかなかお金がかかるので、恒常的に植物を楽しみたい人は観葉植物のほうが良さそうです。
観葉植物もいろいろ種類があります。
初心者向けの植物をお探しの方は専門サイト「AND PLANTS」などをチェックしてみて下さい。