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服を全部ハンガーにかけるってどう?ミニマリストの実体験とメリット・デメリット

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服を全部ハンガーにかけているミニマリストのクローゼット

服の収納方法を見直すと、暮らしの質が大きく変わります。

 

わたしは以前、衣装ケース派でした。

 

でも思い切って「服を全部ハンガーにかける収納」にしたら、予想以上に快適に。

 

「正直、もっと早くやっておけばよかった…」と思いました。

 

この記事では、そんなハンガー収納について、メリットとデメリットの両面からまとめてご紹介します。

 

服を全部ハンガーにかけるってアリ?【結論:できればやった方が良い】

「服って、全部ハンガーにかけられるの?」と疑問に思うかもしれません。

 

結論から言えば、スペースに余裕があるなら絶対おすすめです。

 

服の枚数を絞っているミニマリストにとっては特に相性がよく、「どこに何があるか」「どれを着るべきか」が一目瞭然になります。

 

衣装ケースでの"見えない収納"は、どうしても死蔵品が生まれがち。

 

それを防ぐ意味でも、ハンガー収納は大きな意味があります。

 

ハンガー収納のメリット4選【時短・買い物ミス防止・見える化】

必要な服が明確になる

手持ちの服をイッパツで把握できるメリットはすごく大きいなと思います。

 

見た目が美しいだけでなく、頭の中のスッキリ感が全然ちがう。

 

この快感を説明するのは難しいですが、例えばサッカーチームのフォーメーション(スタメン)を口頭(言葉)で説明された場面を思い浮かべて下さい。

キーパーは鈴木彩艶、左サイドバックは中山、センターバックは冨安と板倉…で、最後のフォワードが上田だった

と言われ、

そんで左サイドバックが超重要だったの!

と言われても、たぶん「え〜っと…左サイドバック誰だっけ?」ってなりますよね(笑)

言葉だけで覚えるのは大変だという例

ちょ、ちょっとまってくれる?

そんな時はあらかじめフォーメーション図を見せて欲しい。

言葉より図で見せたほうがわかり易い例

あ〜、なるほど

衣装ケース VS ハンガー もこれと同じことが言えます。

 

服を衣装ケースにしまってしまうと、服自体が見えなくなる。

 

すると服のラインナップを言葉で覚えることになります。

 

言葉で丸暗記するって、なかなかハードルが高いですよね。

 

対して、ハンガー収納図で覚えることに近い。

 

それこそスマホで写真にとってしまえば、覚える必要すらなくなります。

 

手持ちの服をハンガー収納にするメリットを示した図

わかりやすさが違う

ハンガー収納して、手持ちの服を言語情報から視覚情報変換する。

 

これは特に、

 

「手持ちを1軍服だけにしたい」

 

「私服の制服化をしたい」

 

といった希望を叶えるとき、極めて有効な手段です。

 

それこそスポーツチームのように、スタメンを入れ替える作業がとってもスムーズ。

 

そのスタメン選定作業を経て必要な服が明確になってくると、さらに以下のメリットが発生します。

 

買い物の失敗を防げる

クローゼット全体の画像を見ながら買い物できます。

 

画像を見ればコーディネートを簡単に想像できるし、似た服を持っていることに気づける。

 

買い物のたびに衣装ケースから全ての服を出すのはめんどうなので、これもまたハンガー収納のメリットだと思います。

 

毎朝の服選びが楽に

服選びが楽になる

目に入った服を、

 

「コレとコレとコレ!」

 

と素早く手に取れます。

 

明らかに時短に繋がる。

 

ミニマリストの中ではよく言われることですが、「決断疲れ」を防ぐ効果もありそうです。

 

干した後、畳まず収納できる

乾いた後、すぐに収納

洗いざらしで着れるカジュアルシャツなら、外の物干し竿からクローゼットに直行することも可能。

 

Tシャツ、スウェット、パーカーなんかも、いちいち畳まなくてよくなるのは便利だと思います。

 

ハンガー収納のデメリット4選【場所・型崩れ・コスト】

スペースが必要で、服を減らさないと難しい

ハンガー収納の一番のネックは、場所を取ること

 

クローゼットにゆとりがないと、全部の服をかけるのは難しいかもしれません。

 

服の枚数を絞る必要が出てくる点は、ある意味デメリットと感じる人もいるでしょう。

 

素材によっては型崩れ・跡がつく

ニットやストレッチ性のある服は、ハンガーにかけると伸びたり型崩れするリスクがあります。

 

ハンガーの種類やサイズ選びには注意が必要です。(※後述する掛け方で解決)

 

ハンガーを揃えるコストと手間

全ての服を掛けるとなると、それなりの数のハンガーが必要。

 

しかもバラバラなデザインだと、かえってクローゼットがごちゃついて見えてしまうので、統一感あるハンガーを揃える必要が出てきます。

 

ホコリが気になることも

衣装ケースと違って、露出している面積が大きい分、ホコリの付着がやや気になるかもしれません。

 

なので、オフシーズンの服をずっとハンガーに掛けておくのは向いていません。

 

ハンガーにかけるのはその”シーズンに着る全部の服”として、衣替えは行います。

 

デメリットを減らす収納の工夫

正しく服を減らす

いくらクローゼットが広くても、服が多いとそもそもが難しいことが多いはずです。

 

まずは服を整理整頓しましょう。

 

※スッキリ手放すコツ → 大人のクローゼットをつくりたい人へ。正しい服の手放し方、捨てる基準をミニマリストの整理収納アドバイザーが解説

 

ハンガーは太めを用意

針金ハンガーだと肩に跡がついてしまいます。

 

できるだけ太めで肩傾斜がなだらかなハンガーを選びましょう。

 

わたしはIKEAのハンガーを使っています。

 

※レビュー → 【IKEA】ミニマリストおすすめハンガー「ティエナレ」肩に跡がつかない

 

ニットでも型崩れしにくいハンガーの掛け方

ニットは縦半分に畳み、脇の下からハンガーのフックを出すように掛けると、型崩れを防止しやすいです。

 

冬服はこの方法も活用しましょう。

 

わかりやすい動画がありました↓

【実例】わたしのハンガー収納スタイル(写真つき)

わたしは実際にそのシーズンに着用する私服を全部ハンガーにかけています。

手持ちの服を全部ハンガーに掛ける収納の画像

このスタイルで1年以上が経過しましたが、ここまでお伝えしたメリットをより強く感じています。

 

今は専用のスラックスハンガーを購入して、さらにアップデードしようかと検討しているところです。

 

※スラックスハンガー → 落ちないズボンハンガー8本セット

【まとめ】ハンガー収納で見えるクローゼットへ

ハンガー収納のメリットまとめ

  1. 服のラインナップが一目瞭然になる

  2. 買い物ミスを防げる(写真で確認できる)

  3. 毎朝の服選びが楽になる

  4. 洗濯→収納が時短に

ハンガー収納のデメリット・対策まとめ

  1. スペースが必要 → 服を減らそう

  2. ニットなどは型崩れのリスクあり → 型崩れしにくい掛け方をする

  3. ハンガー購入にコストと手間がかかる

  4. ホコリがつく → 衣替えは行う

服の数を減らして、並べて、見えるようにする。

 

たったそれだけのことなのに、毎日の「なに着よう?」がちょっと楽になって、心まで軽くなりました。

 

いくつかのハードルがありますが、ぜひ試して欲しい収納術です。

【関連】ミニマリストの収納術

ミニマリストが収納術を駆使してノーストレスで使用する

今日も読んでいただきありがとうございます。

 

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