「映画 シンプルライフ」と検索すると、まず上位の方に表示される映画「365日のシンプルライフ」。
正直、映画としてはそれほどおもしろい部類ではないですが(笑)、シンプルライフとかミニマリストに興味がある人だったら、見て損はないかな?と思います。
内容をご紹介!
【内容】倉庫にすべてモノを入れる→1日1個だけ取り出す
この映画は主人公の実験的生活をドキュメンタリー風に演出して描かれた映画です。
その実験的生活とは、
- 倉庫にすべてのモノを入れる
- 1日1個だけ取り出す
- それを365日続ける
というシンプルだけど過酷なルールにのっとった生活。
最初は生まれたままの姿でスタート!
徐々にモノが増えていきます。
ちなみに3日間なにも取り出さなかったら、その後は一気に3つのモノを取り出せたり。
この映画を楽しむために、まず「自分だったらどうするだろう?」と考えてから観るのをおすすめします。
- 最初に取り出すのは何だろう?
- 何日目(何個目)で生活できるようになるだろう?
- いつ満足するだろう?
そんな予測して、自分なりに仮説を立てて観ると、主人公の行動ひとつひとつがおもしろいと思います。
365日の間に、主人公にはいくつか人生の転機が訪れます。
お察しのとおり、最終的には「人生に大事なのはモノじゃない」というオチなのですが、オチはたいして重要じゃない。
そもそもタイトルからして出オチですよね(笑)
だから感動するために観るのではなく、観察、考察するように観るのが正しいかなと思います。
心よりも、頭を使って観る。
そんな映画だと思います。
【感想】断捨離は一歩も動かない旅行
わたしが映画をみて思ったのは「断捨離ってまるで旅行だな」 ということ。
1日目、2日目…まだほとんどモノがない状態での主人公は、なにか奇妙なワクワク感を感じさせるのです。
それは「ここではないどこか」に移動したワクワク感に似ています。
旅行先でモノが少ないこざっぱりとしたホテルにチェックインすると、なんだか爽快感がありませんか?
本来、人が移動することでその感情にたどり着くのですが、断捨離は人ではなく、モノを移動させることで、まるで旅行のようなワクワク感を楽しめます。
住所も間取りも変わっていないのに、モノがなくなるだけで、そこは別の空間へと変貌する。
そう考えると、改めてモノの影響力の大きさを感じます。
わたしも経験があるのですが、捨て始めると楽しくなって、なんでもかんでも捨てたくなることがあります。(ミニマリストあるある?)
きっとそこには、旅行にも似た爽快感があるからかもしれません。
断捨離とまではいかなくても、ちょっとモノを整理整頓したり、模様替えするだけでも、エンターテイメントになるだと思います。
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