中年男性で結婚もしていない。
対外的に見ると決して幸せそうには見えないわたしです。
それでもここ最近は気分が沈んだり、過度に寂しくなったり、イライラすることが減ってきました。
それは今、取り入れている生活習慣のおかげかなと思います。
そこでこの記事では、わたしが実践している
「穏やかに暮らす方法」
をご紹介していきます。
- 部屋を片付ける
- 悪口を言わない
- SNSをやらない
- コメントをしない・見ない
- ワイドショー・ゴシップを見ない
- 運動をする
- 栄養のある食事をする
- 1人で働く
- 【まとめ】体から毒を抜き、栄養を入れる
- 必要十分で、生きていく
部屋を片付ける
旅行に行ってホテルの部屋に入った時、なにか心地よさだったり爽快感を感じないでしょうか。
じぶんの部屋を片付けるとは、あの感触をじぶんの暮らしに取り入れることです。
何もインテリアに凝ってオシャレにする必要はありません。
むしろオシャレすぎるとくつろぐ気持ちがなくなります。
友人に「スタバはオシャレすぎて入れない」という人いる(笑)
人によってオシャレとは「ハレの日」の感覚であり、くつろぎとは正反対だったりします。
一方で、部屋が汚いと、やっぱりくつろげないですよね。
悪い意味で生活感がありすぎると、フーっと深呼吸したい気持ちになれない。
このちょうどよいバランスはじぶんで見つけるしかありません。
わたしがバランスを見つけるために提案したいのは、
- まずはミニマリスト的に物を減らす
- 光と風を取り入れる
の2点。
インテリアはまず減らしてから構築していったほうがわかりやすい。
装飾が多く、情報量が多くなるとその組み合わせが難しくなり、センスが要求されます。
難易度の高い方法を選ばず、まずはかんたんに快適な部屋になるよう、足し算より引き算を重視します。
そして光と風を呼び込める部屋にすれば、湿度と温度が適切に保てるようになる。
遮るのはかんたんなので、まずは取り入れることから。
湿度と温度が保たれると、インテリアなど視覚から入る情報以上に快適さを感じられる部屋になると思います。
穏やかに暮らすとは、
生き物としてのじぶんを労る
ことだと感じます。
人間独自の文化やテクノロジーもまた、人間という生き物の本質。
しかし穏やさを保つためにはそれ以上に暑い・涼しい、暗い・眩しいといった感覚的な部分にフォーカスする。
人間にとっての「部屋」は、虫や動物のにとっての「巣」でしょう。
彼らはしょっちゅう「巣」を片付けて快適にしています。
きっとそれが生命の維持に直結しているからです。
良くも悪くも、部屋が汚くてもオシャレでも生きていけてしまう我々人類。
でも巣=部屋の片付けとは、実は本能に訴えかける大きなことなのかもしれません。
悪口を言わない
悪口を言えば、悪口を言われ、言い争いになる。
それって穏やかとはほど遠いです。
言い争いから逃れるためには、じぶんから悪口を言わないようにするしか他ない。
できるだけ言わないことはもちろん、人の悪口に同調しないことも大切です。
わたしは悪口を聞いたときによくする相槌が、
「かもなー」
です(笑)
一緒になって言うわけでもなく、かつ悪口を言ってストレスを発散したい眼の前の人の機嫌を損なうわけでもなく…。
微妙な同調。
「だなー」「そうかも」「あり得る」とかとか。
少なくともじぶんから悪口を追加しないように気をつけます。
SNSをやらない
SNSは無駄なものを見ないことができない仕組みになっています。
収集した個人情報とビッグデータをもとに組み込まれたアルゴリズムが、ユーザーを繋ぎ止めようと苦心する。
どうしてもワイドショーとゴシップを生成するそのメカニズムを止めることはできません。
よって、SNSを穏やかに使うのは原則的に不可能。
やめるのも大変ですが、まずは時間を制限するところからはじめたい。
コメントをしない・見ない
匿名でのコメントも、穏やかに暮らすには足かせになると感じます。
よく見渡すと、YouTube、Yahoo!ニュース、サーシャルブックマークなどインターネットにはコメント欄がたくさん。
これらもSNSと同じで、コメントとリアクションによってユーザーをプラットフォームに繋ぎ止める仕組みになっています。
ともすれば主となるコンテンツとは関係ない場外乱闘が繰り広げられることもしばしば。
議論と言う名のよもやま話が繰り広げられるコメント欄。
ここもやはり「穏やか」とはほど遠い場所だと感じます。
わたしはYouTubeは見るのですが、コメント欄はChormeの拡張機能で消しています。
関連サイト:Unhook - Remove YouTube Recommended Videos - Chrome ウェブストア
ワイドショー・ゴシップを見ない
総じてワイドショー・ゴシップの類を見ないのが、穏やかに暮らすために大事な工夫です。
わたしはテレビも処分して、昼のワイドショーや夕方のニュースを見れなくしました。
関連記事:【ミニマリスト】テレビを捨てて、NHKを解約しました!注意点などの体験談
かつてワイドショーやゴシップは、お昼のテレビや写真週刊誌に閉じ込められていた。
1980年代生まれの人なら、子供の頃はそんなに見る機会はなかったはずです。
しかし今はメディアに関わらず、ワイドショーやゴシップが溢れている。
だから自らそのニュースを判断する審美眼が必要になります。
わたしは、
- 煽っている
- 代弁を装う
- 他人のことである
といった条件がワイドショー・ゴシップの定義だとしています。
これに当てはまる情報は、けっきょく自分の生活に対して実効性がありません。
あらゆる情報はワイドショーやゴシップではなく、ニュースを装います。
わたしたち見る側がレーダーを働かせて、「これワイドショーっぽいな…」と思ったらそそくさと離れる必要があるでしょう。
運動をする
運動をするのは「最悪」にならないため。
最悪とは、やっぱりベッドに寝転がってネットニュースをSNSをボーッと見続ける時間です。
けっきょく、その時間はなんの足しにもならないので、他の何かをした方がいい。
でも「他のなにか」って、意外と見つけるのが難しいですよね。
そこでわたしが見つけたのが運動でした。
目的が「最悪にならないため」なので、体力をつけたり、筋肉を大きくすることは二の次です。
ただ体を動かすだけでいい。
ベストでなく、ベターで良い。
そんな気持ちで運動を始めても、それが習慣にさえなれば体力も筋肉も自然と増えていきます。
一方で漫然と悪習慣を続ければ、少しずつですが確実に心身が悪化していく。
時間が過ぎればすぎるほど、ちいさな習慣の違いが大きな違いになります。
「運動をしましょう!」
と言われると、
「いや別に体を鍛えたくない」とか「アスリートになりたいわけじゃない」
など結果から意味を考えて、腰が重くなってしまいがち。
そうではなく、運動そのものに意味があり、目的となり得ると考えます。
運動の内容が低クオリティでも、他のたいがいの悪習慣よりもよっぽど良いはずです。
とは言え、わたし自身スポーツジムに入会しなければ運動習慣を作れなかった。
ほんとうに出不精なので、環境を与えないとなかなか…。
っということで、わたしはティップネスに通っています。
月々10,000円弱と決して安くないですが、一念発起してよかった。
ティップネスは大型店に加え、駅前ジム(24h)タイプのFASTGYM24もあります。
ライフスタイルに合った方を選んでみてください。
関連記事:【評判口コミ】ティップネスに20ヶ月通った感想。メリット・デメリットを本音レビュー
栄養のある食事をする
食事も精神に大きな影響を与えるなと感じます。
大げさなことを言わなくても、食べすぎて胃がもたれたら誰でもテンション下がりますよね(笑)
おすすめなのは、
「これを数日食べておけば、体調が上がっていく」
という回復食とも言えるメニューを定番化しておくこと。
メニューは人それぞれで違うので、模索を続けていくしかありません。
と言いつつ、おおむね
- 高タンパク・高食物繊維
- 低脂肪・低糖質
- 腹八分目の分量
といったメニューがベターではないでしょうか。
参考までにわたしのメニューも紹介しています。
関連記事:30代ミニマリスト男性の食生活!朝食はオートミール
1人で働く
人の悩みの8割は人間関係
なんてよく言いますが、1人で働けば人間関係がなくなる(笑)
悩みの8割がなくなれば、それはもう穏やかといって良いのではないかと思います。
わたしはフリーランスで1人で働いており、上司や同僚など人間関係はありません。
時々クライアント(取引先)に会うことはありますが、それもだいぶ少ない。
もちろんメリット・デメリットはありますが、「穏やか」という点においては間違いないと思います。
関連記事:ミニマリストフリーランスの仕事術。シンプルに働く方法
とは言え、多くの人にとって仕事を変えることは現実的ではありません。
でもわたしですら、その可能性だけはいつも頭の片隅に置いています。
フリーランスですが無料の転職サイトに常に登録しており、診断や求人を見て、時々じぶんの市場価値をチェックしています。
仕事でツラいことがあった時、
「ほんとうにダメになったら、他に行けばイイ」
と思うだけで気分が楽になる。
わたしが登録しているのは、ミイダス というサイトです。
【まとめ】体から毒を抜き、栄養を入れる
穏やかに暮らすために必要なことをまとめると、
毒となる情報や食物からじぶんをガード。
その上で栄養となるものを接種する。
といったことになると思います。
これは順番が逆ではダメで、いくら栄養をとっても毒が入り続けていると、やっぱり穏やかではいられません。
まずはいらないものを捨て去るところから、ぜひ始めてみてください。
必要十分で、生きていく
わたしのこういった考え方は、ミニマリストから大きく影響を受けました。
ミニマリストは「いる・いらない」の審美眼がとてもするどい人たちです。
ミニマリストに興味を持った人のために、
ミニマリストのガイドブック
を書いたので読んでみてください。
ミニマリストの定義と歴史。
ミニマリストの始め方、続け方。
そして頼れる先輩まで、網羅的に解説しています。
関連記事:ミニマリストになるには?ステップアップガイドを実践者が紹介