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捨て活はどこから始める?ミニマリスト整理収納アドバイザーの“迷わない始め方”と手放しのコツ

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捨て活のはじめかた表紙画像

捨て活、やってみたいけど、どこから始めればいいかわからない…」

 

そんな気持ちを抱える方は、きっと少なくないと思います。

 

わたしはミニマリスト生活を実践しながら、整理収納アドバイザーの資格を取得

 

この記事ではその経験から得た「捨て活のコツ」をご紹介します。

 

ポイントは「場所はどこ?」ではなく、その場所の「大きさ・広さ」です。

 

捨て活とは?意味と注目される理由

「捨て活」とは、暮らしの中で、いらないものを少しずつ手放していく行いのこと。

 

似た言葉に「断捨離®︎」」「ミニマリスト」があります。

 

ミニマリストは「本当に必要なものだけで暮らす」ことを目的にし、断捨離はやましたひでこさんが提唱していて、「モノへの執着を断ち切る」哲学的な要素を含みます。

 

一方、捨て活はもう少しライトに、手放す行為そのものを差します。

 

いづれにしてもモノが少なくなることで暮らしが心地よくなることは共通しています。

 

言葉の違いはさして重要ではなく、自分がしっくりするキーワードを頼りにすればよいでしょう。

 

最近では、SNSでも「#捨て活」が注目されていて、「少ないことで満たされる」そんな価値観が広まりつつあります。

 

捨て活のメリット5選

  1. 掃除が楽になる

  2. 収納が整って、日々が回りやすくなる

  3. つい買ってしまう癖が減る

  4. 心に少しずつ余白が生まれる

  5. モノとのつきあい方がやさしくなる

どれも大げさなことではないけれど、小さな「いいこと」が積み重なっていく感覚。

 

これが、捨て活のいちばんの魅力です。

捨て活はどこから始める?正解は“広さ”で選ぶ

広い場所はNG!なぜ失敗するのか?

最初にクローゼットや押し入れ、リビングなどの“大物エリア”に手を出すと、途中で疲れたり、判断に迷ってストップしてしまうことがよくあります。

 

「全部出してみたけど、どうしていいかわからない」

 

これ、よくある失敗パターン。

 

失敗するのは、あまりに「決断」が多いから。

 

判断に迷い、疲れ、片付けの途中で手が止まってしまいます。

 

成功する人は“小さいスペース”から始めている

例えば、

  • キッチンの引き出し1段

  • バッグの中

  • 洗面台の棚

  • 財布の中

といった、10分〜15分で終わるような“小さなスペース”から始めるのがベストです。

 

「すぐに終わった」「スッキリした!」という感覚が、次の捨て活への意欲につながります。

 

“小さな成功体験”が捨て活を加速させる

一度でもスムーズに捨て活を終えると、脳が「これは気持ちいい」と覚えます。

 

この“成功体験”こそが、捨て活の継続を支えてくれる最大のコツです。

 

捨て活の手順ステップ4(初心者向け)

STEP1:小さいスペースに狙いを定める

まずは、繰り返しですが、“小さい場所”に目を向けてみましょう。

 

STEP2:全てのものを出す

その場所から、「いらないものを取り出す」という作業をすると、判断がネガティブになり、心理的負担が大きいです。

 

なので、いったん全てのものを外に出して、「必要なものを戻す」とポジティブな判断で仕分けを行いましょう。

 

STEP3:その場所で使うものを残す

その場所には、何のためにそのモノがあるのか?

 

ここで使っているかどうか」だけをシンプルに基準にしてみてください。

 

値段や思い出ではなく、今の暮らしと照らし合わせるて、「その場所にふさわしいもの」をピックアップしましょう。

 

STEP4:その場所で使わないものを仕分ける

残さないと決めたものは、以下のように仕分けます

  1. 他の場所がふさわしいもの → 場所を移す
  2. 使えないもの・ゴミ → 捨てる
  3. 使えるけど使わないもの → 誰かに譲る・不用品買取
  4. 使えるか・使わないか判断できないもの → 保留ボックス

もっとも重要なのは、

 

使うか・使わないか、判断できないもの → 保留ボックス

 

です。

 

「いつか使うかも」

 

「思い出がある…」

 

本音では、そういったものもスパッと捨ててしまうのをおすすめしたいです。

 

けれど、ここで悩むことをやめて簡単に決断してしまうと、あとで後悔したり、似た商品を買い続けてしまうことも。

 

なので、迷ったものを保留ボックスに入れて、時間をかけて判断します。

 

保留ボックスには、日付を明記しておきましょう。

 

半年、1年ほどしたあたりで、見直します。

 

すると、「完全に忘れてた…」「熱が冷めた…」など手放すことを納得できる理由が見つかることが多いです。

 

また捨て活を進める中で保留ボックスが積み重なると、「なにこれ、多すぎ!いらないじゃん」と急にモチベーションが上がることも。

 

保留ボックスには、視覚的なインパクトがあります。

 

なので、頭で考える「いらないもの」が目に見えて明確になり、より納得して手放すことが可能になります。

 

仕分けの流れを画像にまとめると、以下のようになります。

捨て活のポイント

仕分けの流れ

図を見ながら、自分のペースでひとつずつ仕分けしてみて下さい。

 

【あるある】捨て活が続かない理由と対処法

「もったいない」と思ってしまう

「もったいない」気持ちは、やさしさの裏返し。

 

でも、そのまま眠っているモノは、きっと本当は誰の役にも立てていません。

 

誰かに使ってもらう。

 

生まれ変わらせる。

 

それもまた、やさしさの形です。

 

家族が協力してくれない

自分のモノから手をつけましょう。

 

家の中が少しずつスッキリしていくと、家族も変化に気づきます。

 

時間がない

「今日は10分だけ」——そんな風に、暮らしのすきま時間に取り入れるだけで十分です。

 

実際、「小さいスペース」だけに手を付けると、10分で終わります。

 

よく考えれば、日々、何かを購入する以上、「捨て活」にも終りがありません。

 

なので一気に完成させるのは、ある意味で間違い。

 

むしろコツコツ捨てる習慣を身につけるほうが、価値が高いと言えます。

 

捨てられないモノがあったら、試したいテクニック

思い出のものは「良い思い出」を残す

いま見て、心があたたかくなるか?笑顔になれるか?

 

思い出の品は、思い出そのものではなく「感情」を確認するためのもの。

 

見るたびに気持ちが曇る嫌な思い出なら、むしろ手放した方が良いかもしれません。

 

迷うものは“保留BOX”をつくって、時間をかける

「まだ決められない」そんなときは、無理に結論を出さなくても大丈夫。

 

繰り返しですが、保留BOXを用意して寝かせてみましょう。

 

時間が経つことで心の答えが見えてくることがあります。

 

写真に撮って記録する

大切だけれど持ち続けなくてもいいものは、写真で残すという選択を。

 

形を手放しても、記憶と気持ちはちゃんと残ります。

 

アルバムアプリにまとめれば、見返す楽しみにもなります。

 

「捨てられない気持ち」を客観的に見てみよう

「みんなはどうして捨てられないんだろう?」と他の人の声を知ることで、自分の気持ちにも優しくなれます。

 

当ブログでは独自のアンケートでみんなの「捨てられないもの」とその理由を聞いてみました。

 

ぜひ、参考にしてみて下さい。

 

※みんなの「捨てられないもの」 → 【アンケート結果】捨てられないものランキング!みんなの「理由」と手放すヒント

【まとめ】捨て活は「どこから」ではなく「できるところから」

捨て活の目的は「モノを減らすこと」ではなく、「暮らしやすさを取り戻すこと」。

 

そして、その第一歩は“ちいさなスペース”から始めるのがいちばんです。

 

たとえば、引き出しひとつ、バッグの中身、ポーチの整理——それだけでも十分。

 

「終わりが見える範囲」で成功体験を積むことで、無理なく続けられます。

 

何をどれだけ捨てたかよりも、「どんな気持ちになれたか」を大事にしていけたら、捨て活はもっとやさしく、続けやすいものになるはずです。

 

まずは今日、身近な小さな場所から、気軽に始めてみてくださいね。

【関連】便利な不用品買取をチェック

今日も読んでいただきありがとうございます。

 

捨て活がはかどって、ちょっとお小遣いにもなってうれしいのが不用品買取。

 

関連記事にて、ダンボールにつめて送るだけの宅配買取サービスをまとめました。

 

捨て活の際は、ぜひお役立て下さい。

 

関連記事:ミニマリストが使う!不用品を送るだけでOKな宅配買取サービス11選【ジャンル別に紹介】

 

 

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