散歩はミニマリストにうってつけの趣味であり習慣です。
わたしはだいたい1日8,500歩ぐらい歩いています。
この記事では、リアルに散歩を趣味にしているわたしが感じた
散歩のメリット
をご紹介します!
「散歩しなきゃだけどやる気が出ない…」
「意外な散歩のメリットを知りたい」
そんな人は、ぜひチェックしてみて下さい。
ミニマリストが思う、散歩のメリット7選
健康的である
散歩することで血流・代謝が上がり、肩こり腰痛その他諸々の体の不調を改善する効果が期待できます。
また下半身の軽い筋トレになりますし、適度に疲労すれば睡眠の質も向上するとか。
わたしは健康の専門家ではないので具体的な効果をお伝えすることはできませんが、散歩の健康効果は言うに及ばずポジティブなことだと思います。
気分転換になる
散歩は体だけでなく、心にも良い効能があります。
スマホやテレビから離れて、少し自然のあるところを歩く。
それだけでデジタル・デトックスになって、ちょっと気分がすっきりします。
”気分”とは目に見えないものなので、ついつい頭で考えてしまいがち。
しかし気分転換にいちばん良いのは、実際に目の前の風景を変えてしまうことです。
悩み事や苦しいことがある時、部屋の中でうんうん悩むのではなく、外手に出て歩いてみたほうが良い方に向かうことが多いと感じます。
アイディアが出る
ドイツの哲学者カントは毎日の散歩を習慣にしていたというのは有名な話。
著名なクリエイターが散歩やウォーキング、ランニングを習慣にしている人が実に多いです。
その理由は「足を動かして血流を良くすることで脳が活性化するから」とか「足裏のツボが刺激されて頭が冴えるから」とか、いろいろ言われます。
またアイディアはリラックスした状態からふと出てくることが多いそうです。
一定のリズムで歩くことに集中すると、頭はリラックスする。
それがアイディアを生み出すのかもしれません。
季節や草花、地理の知識が増える
冬が終われば桜から始まり、ツツジ、あじさい、サルスベリ、コスモスが順に街を彩り、イチョウの葉が色づいて枯れる頃、また冬がやってくる。
そんな季節の移ろいを感じるようになったのは、年齢のせいだけではないでしょう。
街を散歩する中で、それまで気に留めなかったことにだんだんと興味が湧いてきます。
歩くだけで目に入ってくる自然物、建物、道路、地形。
それに伴う歴史。
好奇心さえあれば、散歩だって無限に知識が増えていきます。
いわばNHKのブラタモリのような楽しみ方。
タモリさんの域に達するのはたいへんですが(笑)、散歩は誰と比べるわけもない趣味。
マイペースで楽しめるのも良いところです。
減災・防災につながる
近隣のハザードマップは一度はチェックすると思いますが、実際に避難ルートを歩いた人はどのぐらいいるでしょうか?
避難所までの最短ルート。
または最短ルートが通れない時の迂回ルート。
洪水や冠水が起こりやすい危険な場所。
散歩の途中についでに確認しましょう。
それは減災・防災につながると思います。
まさに被災した時、ネットの電波や端末のバッテリーが切れてマップ機能が使えないかもしれません。
そうなってもその道を実際に歩いたことがあれば心強い。
無料である
本格的なウォーキングやランニングだと専用のスニーカーやスポーツウェアを揃えたくなるもの。
もちろん購入してもよいですが、気軽な散歩なら服装は自由です。
散歩は基本的に無料の趣味と考えて良いと思います。
ポイントも貯められる
例えばaruku&(あるくと)というアプリを使うと、歩数に応じてポイントが貰えます。
1,000も2,000も稼ぐのは難しいですが、ちょっとしたモチベーションとして利用するのも楽しいです。
散歩する際の注意点3選
歩きスマホ&歩きイヤホンはやめる
イヤホンで耳を塞ぎながら、歩きスマホをしている人。
ショート動画とAirPodsが流行りだした頃から、見かける人が増えてきた気がします。
そういった歩行者は自転車や車から見ると、すごく怖いです。
せめて「目」か「耳」かどちらかは開放してほしいですが、そもそも歩きスマホはNGなので事故に合わないためにもやめておきましょう。
熱中症に注意する
歩きたいのは山々だけど、とにかく熱すぎる近年の夏。
散歩する時間帯を変えたり、体を冷やすグッズを使ったり、うまく対応したいですね。
また無理に歩数を稼ごうとせず、気候を見ながら調整するのた大切です。
歩きすぎに注意する
わたしは最近、がんばって歩きすぎて右膝がちょっと痛いなと感じました(笑)
高齢者は1日8,000歩が目標なんて言われますが、体力や持病に応じて歩数を考えるのが大切です。
大事になのは習慣的に歩くことだと思うので、正論にこだわり過ぎず、自分にあった強度で継続したいですね。
散歩を習慣化するコツ
日陰が多いルートをリストアップしておく
熱中症や紫外線対策として、日陰が多い散歩ルートや大型屋内施設の散歩ルートがあると便利です。
やっぱり散歩中のその時間が快適じゃないと、なかなか習慣化できません。
ストレスなく散歩できる緑道や公園、ショッピングモールなど、安心して歩けるルートを近所で探してみて下さい。
歩きやすいスニーカーを用意する
カタチから入るのも、やっぱりひとつの手段。
また膝や股関節への負担を軽減させるためにも、高品質なスニーカーがあると安心感が強いですね。
快適で気分が上がるスニーカーがあれば、散歩のモチベーションになります。
迷ったらニューバランスがおすすめです。
ニューバランスはもともと矯正靴がはじまったメーカーなので、歩きやすさにはこだわりがあります。
ニューバランスの996など定番モデルは多くの人におすすめできます。
関連記事:ミニマリストおすすめのスニーカー5選。高機能でシンプルデザイン。靴を少なくしたい人へ
悪習慣の減少に着目する
ここまで紹介した散歩のメリットは劇的な効果はなく、ジワジワと効いてくるものばかり。
即効性のあるメリットではないので、モチベーションが上がらない人もいるかもしれません。
ただ大事なのは、生活全般の中で、悪習慣(デメリット)が減って良習慣(メリット)が増えることです。
つまり、
散歩の効果はわずかだが、ソファに転がってスマホを見ているよりマシ
ということ。
散歩することによって、相対的にマイナスの悪習慣が減る。
つまり散歩そのものは小さなプラスですが、差し引きで大きなプラスになるわけです。
例えば、肩こりや目の疲れで悩んでいる場合、
- 散歩をする→血流改善
- スマホを見ない→疲れやコリの原因が取り除かれる
と2つが同時に起きるので、思ったよりも改善が実感できるかもしれません。
散歩に限らず何かを習慣化したいとき、
これだけやらないと(1日8,000歩歩かないと)意味がない!
と思ってしまいがちです。
しかし正論に固執すると続きません。
正論とは、実は多くの人にとってハードルが高いからです。
なので、
結果的に悪習慣が減ればOK
というマインドを同時に持っておくのをおすすめします。
【関連】ミニマリストにおすすめの趣味まとめ
今日も読んでいただきありがとうございます。
その他にも物が少ないミニマリストでも楽しめる趣味を紹介しています。
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