Minimal&Pops

孤独とその楽しみ

おすすめミニマリスト本13選!読みやすい順に紹介

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「ミニマリストを目指したい!」

 

「いろんなミニマリストを参考にしたい!」

 

そんな人におすすめのミニマリスト本をご紹介します!

 

断捨離、シンプルライフ、片付けに興味がある人も、ぜひ読んでみて下さい。

 

 

【はじめに】ミニマリストとは?

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ミニマリストとは、一般に極力モノを持たない人、またそのライフスタイルのことを言います。

 

近い概念に「シンプルライフ」なんて言葉もありますよね。

 

わたしはどちらのキーワードも意識して情報を摂取してますけど、どちらかというとシンプルライフのほうが上位概念で、ミニマリストはその一部という感じがします。

 

シンプルライフは情報、エネルギー、人間関係までシンプルに整えようというメッセージを包括している。

 

だから「オフグリッド」とか「小屋暮らし」なんかもシンプルライフの話では登場しがち。

 

でも「ミニマリスト」に興味がある人は、そこまでユニークなライフスタイルはあまり興味がないですよね?

 

おそらく、ふつうに都会で暮らす中で、ちょっとでも快適な暮らしを手に入れるためにミニマリストを参考にしてるはず。

 

っというわけで以下で紹介するのは、基本的にモノにフォーカスしたミニマリストたちの本です。

 

上から順に初心者向けに並べました。

 

読みやすく、ミニマリストが体系的に理解でき、かつ実践的な内容の本から順番に紹介します。

 

後半にいくにつれて、単なるミニマリストから拡張してだんだんとシンプルライフのほうに近づいていく感じですね。

 

何から読んだらわからない方は、まずこちら↓から読んでみて下さい!

おすすめのミニマリスト本13選(読みやすさランキング)

ぼくたちに、もうモノは必要ない

佐々木典士「ぼくたちにもう、ものは必要ない」の表紙

ミニマリストの意味、メリット、そのやり方。

 

ここまで体系的わかりやすくまとまっている本はなかなかありません。

 

多くのメディアでも「ミニマリストの本」としておすすめされているのも納得です。

 

文庫版も発売されており、非常に手に取りやすくなっています。

 

ミニマリストに興味がある人は、とりあえずここから読みはじめてみて損はないですよ。

1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話

1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話の表紙

減らしたい物はいろいろあれど、「とりあえず服!」という人は多いのではないでしょうか。

 

ファッションエディター歴21年の昼田さんはなんと1,000枚の服を50着まで減らしのだとか。

 

ミニマリストという言葉はほぼでてきませんが、語られる内容はミニマリズムそのもの。

 

短い章が連続して続く編集になっているので、勢いよく読むことができませす。

 

かなり読みやすい内容です。

1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話

1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話

関連記事:「1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話」書評。ファッション業界人の告白

 

寂しい生活

実は著者の稲垣えみ子は、自身をミニマリストと言うことはほとんどありません。

 

しかしその生活ぶりは実にミニマリストであり、この文脈で紹介して差し支えないと思います。

 

数ある著書の中でも特にミニマリズムを感じさせるのが「寂しい生活」

 

家電をどんどん断捨離する内容です。

 

誰にとっても絶対必要と思われる家電。

 

それらを手放すことによって、実は得るものが大きいと稲垣さんは言います。

 

さまざまなミニマリストがいる中でも、稲垣さんは相当ストイックな方。

 

だからこそ、参考になる部分が多いかと思います。

 

なによりその軽妙な文体が魅力的。

 

なので、単純に読んでいて楽しい本になっています。

 

読みやすさで言うと、やはりランキング上位で紹介したくなる名著です。

関連記事:稲垣えみ子さんのおすすめ本をランキング形式で紹介。ミニマリスト的な暮らしや考え方

本当に心地いい部屋

筆子 本当に心地良い部屋の表紙

どうして、なんのために、ミニマリストになりたいのか?

 

それはやっぱり「心地いい部屋」で過ごしたいからですよね。

 

この本はズバリ、ミニマリズムを快適な部屋づくりに落とし込むことをテーマにした本です。

 

なので、実用性は極めて高い。

 

著者の筆子さんは60代の主婦ということで、近い読者には多くの共感を呼ぶ内容になっていると思います。

関連記事:ミニマリスト筆子さん『本当に心地いい部屋』書評。部屋づくりの教科書!

ミニマリスト、41歳で4000万円貯める

森 秋子『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める』の表紙

ミニマリストは結果的にお金の面でメリットを得ることが多いです。

 

そうなると付随してくるのが「クレジットカード」「金融」の話。

 

いわゆるFIREなんかも推すミニマリストらしき人も多いですよね。

 

ところが今度はそのお金の話に振り回されちゃったりして、気づいたら無駄なモノを買っているなんてことにもなりかねない。

 

その点、この本の著者である森 秋子さんはハッキリしています。

 

クレジットカードも使わず、投資も行わず、ちゃっかり4000万円を貯めてしまう。

 

その事実はわたしにとって、とても新鮮でした。

 

情報に踊らされず、しっかりじぶんの頭で考えて実直に暮らしていく大切さを教えてくれます。

ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。

ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。

関連記事:森 秋子さん『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める』を読みました!自分らしく生きる勇気

minimalism 30歳から始めるミニマル・ライフ

minimalismの表紙

ジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマスの二人組「The Minimalists」の本。

 

彼らのブログがもとになっているので、短いエッセイの連続になっており、とっても読みやすいです。

 

刊行は2014年と古いですが、ミニマリストに関することって古くなることがありません。

 

むしろミニマリストムーブメントがもっとも盛り上がった時代に発刊された本書は、勢いに溢れ、読む人に勇気を与えてくれる1冊です。

minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ

minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ

関連記事:ザ・ミニマリスツの『minimalism 30歳から始めるミニマル・ライフ』を読みました。熱い気持ちに溢れたミニマリストのバイブル

20代で隠居

『20代で隠居』の表紙

著者の大原扁理さんは「ミニマリスト」と名乗っているわけではありません。

 

しかしこの本に書いてある彼の「隠居」ライフスタイルはミニマリストそのもの。

 

東京郊外の多摩地区にひとり暮らしのアパートを借りて、必要最低限のモノをもつ。

 

だから必要最低限の労働しかしない。

 

一見して刺激がなく、つまらなそうなその生活を如何にして楽しんでいるのか。

 

大原さんの軽妙な文体と、そのユニークな生活っぷりがおもしろく、いっきに読めてしまう名著です。

関連記事:大原扁理さんのおすすめ本をランキング形式で紹介!20代で隠居したい人は必読

 

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

ジョシュア・ベッカー『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』の表紙

紙だと青い表紙が印象的なこの本。

 

2016年に日本で刊行された本なのでもうだいぶ古いのですが、今のわたしにはすごく役立ちました。

 

アメリカで人気のミニマリストブロガー、ジョシュア・ベッカーによる著書です。

 

内容はもちろんミニマリズムについて。

 

ジョシュア・ベッカーは今なお、ミニマリズムに関する著書を発表し続けている現役のミニマリストです。

 

その彼がミニマリズムに目覚めていく初期のエピソードを綴った内容になっています。

 

270ページとそこそこ厚みのある本ですが、中身は軽妙なエッセイで、とても読みやすい。

 

逆に言うと、それほど”濃い”内容ではありません。

 

佐々木典士さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない』やこんまりさんの『人生がときめく片付けの魔法』のように、はたと膝を打つテクニックはあまり無いように思いました。

 

どちらか言うと本書は、具体的なことより精神論に特化している印象を受けます。

 

しかしミニマリズムにとって精神は、めちゃくちゃ大切だと思うんですね。

 

結局のところ、ミニマリズムの良さを感じいるためにはとにかく「捨てること」が必要です。

 

実は捨てるとき障害になるのは、「分別が難しい」とか「業者の手配がたいへん」といった現実的な問題より、「思い出がつまっている」とか「後から使うかも」といった精神的な問題

 

その精神的な問題をクリアするためには、捨てた後の未来にいかに希望が持てるかが大切です。

 

この本は、その点ですごく強いなと思います。

 

ミニマリストになった後のメリットや希望を、力強く語ってくれている。

 

だから読者のわたしたちもその未来を強くイメージできる。

 

すると、捨てることにも勢いが出てきます。

 

そして捨てさえすれば、あとはそのメリットが自然とやってくる。

 

ミニマリズムはアメリカではリーマン・ショック以降の2009年頃から、日本では東日本大震災以降の2011年頃から盛り上がり始めます。

 

この本が刊行された2015年前後はおそらくミニマリズムムーブメントのひとつのピークだったのではないでしょうか。

 

それ以前まであまり見かけることがなかった「ミニマリスト」「ミニマリズム」を冠した書籍が数多く出版されたのもその頃かと思います。

 

そんな時期に刊行された本書がもたらす勢いとは、いわばミニマリズムの「初期衝動」です。

 

この本には、はじめてミニマリズムという概念にふれた時の興奮や喜びがつまっています。

 

だから今、ミニマリズムに興味を持っている人はもちろん、すでにベテランミニマリストの域に入っている人でも読んで見る価値はあると思います。

 

少なくともわたしは、この本のおかげで捨て活が加速しました(笑)

 

これからもミニマリズムの原点として、数年おきに読み返すかもしれません。

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

2022年12月にジョシュアの新しい本が日本でも刊行されました。

 

こちらは場所別に断捨離術を指南する内容になっています。

関連記事:『より少ない家大全』書評。ファミリー向け部屋別の断捨離ガイド!

 

減らす技術

レオパボータ著 減らす技術の表紙

こちらも海外ミニマリストブロガーのレオ・バボータの本。

 

彼が運営するブログ「ZenHabits」は多くのミニマリストに影響を与えたと言います。

 

そのブログがエッセンスがわかりやすくまとまっているのが本書。

 

「Zen」とは日本の「禅」のことで、わたしたちにもなんとなく馴染み深く理解しやすい気がします。

 

先ほどのジョシュア・ベッカーの『より少ない生き方』と『減らす技術』は共に、アメリカに端を発するミニマリストムーブメントの契機になった書籍と言ってよいのではないでしょうか。

 

日本人ミニマリストの本でエッセンスをつかんだら、これらの古い本でより深く深くミニマリズムを心に浸透させるのはおすすめです。

関連記事:古参ミニマリストブログZen Habitsの本『減らす技術』を読みました!

News Diet

「News Diet」の表紙

ここまで紹介した本を読みすすめた人なら、おそらくもうすっかりミニマリストになっているでしょう。

 

でももしかしたら、思ったよりも快適さや爽快感を感じていないかも?

 

やはり現代において、もっともミニマリズムを働かさなければいけないのは「情報」です。

 

多くのミニマリスト本では、多機能なスマホを上手に使うことが勧められており、実際にスマホによって多くのモノを減らせます。

 

動画、電子書籍、電話、手帳…多くのモノと機能がスマホに集約できますから。

 

一方でスマホは「ゴシップ・ワイドショーを見ない人に見せる機械」という側面がとても強くなってきました。

 

実はスマホ頼りにミニマリストをすすめていくと、

 

スマホにモノを集約→スマホ時間がのびる→スマホ依存

 

というリスクもあり得るわけです。

 

せっかくミニマリストになって、空間、時間、お金に余裕が増えたのに、その余ったエネルギーをワイドショーの一員になって有名人を”燃やす”ために使うなんて本末転倒

 

家族、友人、仕事、趣味、ボランティア…大切なこと他にたくさんあります。

 

よって、ミニマリストこそスマホから適切に距離を置くメソッドが必要になってきます。

 

そこでおすすめしたいのが本書「News Diet」です。

 

これは「ニュースは見たくていい」というシンプルなメッセージを「これでもか!」と訴えかけてくる本。

 

もちろん「ミニマリスト」と銘打っているわけではありませんが、ミニマリストが裏で抱えるスマホ依存のリスクをケアするには適切な1冊だと思います。

関連記事:「スマホ依存」に関する本6選。おすすめ順に紹介

簡素な生き方

簡素な生き方の表紙

なんと初版は120年前

 

この時代、ミニマリストという言葉は存在しなかったかもしれませんが、本書でいう「簡素」は、ほとんどミニマリストです。

 

また120年前は新聞が普及しだした時代。

 

すでにその時点で多くの人が情報(遠くの世界)に気をとられて、目の前のことを蔑ろにする傾向を憂いています。

 

もちろん情報だけでなく、空間やお金について簡素さ=ミニマリズムを働かせることの大切さを説いています。

 

するどく、シンプルな言葉が多く、とにかくアンダーラインを引きたくなる名言が多い本でした。

 

この本を読むことで、時代を超えて通底するミニマリズムの本質が見えてくるような気がします。

関連記事:『簡素な生き方』が名著!120年前のミニマリズム

消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神

消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神の表紙

なんだかむずかしそうなタイトル!

 

実際、ちょっとむずかしいです(笑)

 

市民の自発的なムーブメントである「ミニマリスト」が、資本主義の仕組みそのものを変えていく可能性を提示しています。

 

よっぽどミニマリストに興味がない人以外、読む必要はないかもしれません。

 

一方でミニマリストの歴史を学ぶにはこの本がいちばんだと思います。

 

アメリカ、日本を中心に多くのミニマリストが体系的にまとめられており、さながら「ミニマリストカタログ」の様相を呈しています。

 

ミニマリストにどっぷり浸かったマニアの方はぜひ(笑)

関連記事:『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』を読みました。ミニマリストのオールスター感謝祭だった!

壊れた世界でグッドライフを探して

壊れた世界でグッドライフを探しての表紙

まずこのタイトル、カッコよすぎませんか!?(笑)

 

それに表紙のデザインもイイ。

 

なんだかロマンチックで、夢を感じさせる表紙とタイトルです。

 

ところがその内容は極めて現実的

 

夢を見るってことは、現実と戦うことなんだと、まざまざと見せつけられます。

 

ちなみに帯コメントに「ミニマルライフ」とありますが、これは日本で言う「ミニマリスト」とはちょっと違いますね。

 

モノの多い・少ないとか、収納術がどうのこうのって話ではありません。

 

どちらかというと「フグリット」に近い話です。

 

フグリットとは送電網(グリット)から離れた(オフ)生活のこと。

 

つまり電気やガス、水道をなどエネルギーを自給自足する生活です。

 

この本には3つの家族が登場するのですが、その程度はあれど、みんなオフグリットを志向しています。

 

環境破壊、戦争、差別、格差…。

 

この世界は「壊れた世界」だという認識のもと、グッドライフ=あらゆるものにやさしい暮らしを探す人々を、著者のマーク・サンディーンが取材した本になっています。

 

わたしはある種の敗北感とともに、好感をもってこの本を読み終えました。

 

わたしはこの本をAmazonで買い、STARBUCKSで読み、ブログで紹介した。

 

登場人物たちからすれば、それはあまりにも矛盾に満ちていて、滑稽極まりない行為です。

 

彼らはインターネットを明確に否定しているし、スマホを使っている人はひとりとしていません。

 

もし今、彼らがわたしの目の前にいて、その矛盾を指摘するなら、わたしは敗北せざるを得ないでしょう。

 

けれど一方で、誰しも彼らのようなグッドライフを送れるわけではありません。

 

例えばわたしは幼少期、体が弱く、なんども入院したことがあります。(まぁ、だいたい一泊二日なんですけど)

 

もし医療がない社会だったら、死んでいてもおかしくなかったはずです。

 

つまりわたしはかなり早い段階から、「文明人」でした。

 

生まれ持ったわたしの「弱さ」をカバーしてくれたのはたしかに文明だったのです。

 

彼らのグッドライフには、ある種の「強さ」が必要だと思います。

 

だからその暮らしを強要することは、強者の理論になってしまい、かえって多様性の排除に繋がってしまう。

 

だからわたしも、ことさらに敗北感を感じる必要はないのでしょう。

 

敗北の怒りと悔しさは、人にファイティングポーズをとらせます。

 

「彼ら」と「わたしたち」をまったく別の人種と捉え、わかり合うことを拒否してしまう。

 

実はこの本の一部には、そんな戦いの理論に導く「強さ」がたしかに存在しています。

 

しかし、実は登場人物たちもまた、それぞれが「弱さ」を持ち、矛盾に悩んでいるのでした。

 

もっとも急進的な暮らしをしているイーサンとサラも、激しく葛藤しながらも妊娠・出産時は車を使い、医療のお世話になったりする。

 

その他の人物も、適時「文明」を取り入れなければ暮らしていけない現実に直面します。

 

しかしわたしには、その悩み苦しむ姿がとても誠実に思えるのです。

 

わたしは「ヤケクソ」「ぶっちゃけ」「開きなおり」そんな態度に魅力を感じません。

 

愛には憎しみを、喜びには悲しみを、両方持つ姿が人間らしいと思うからです。

 

わたしの好きなTHE BLUE HERTSの歌にこんな歌詞があります。

愛することだけ考えて それでも誰かを傷つける

そんなあなたが大好きだ そんな友達が欲しかった

−ながれもの

登場人物たちはわたしにとって、「そんな友達」です。

 

実際に彼らは、友人や家族としばしば衝突します。

 

きっと今、わたしが感じている「敗北感」を、まわりの人々も感じたのではないでしょうか。(そしてお互いにファイティングポーズをとってしまう)

 

地球には優しいけれど、これがあんがい、近しい人には優しくかなったりもする(笑)

 

わたしも友達にはなれても、家族になれそうな気はしません(笑)

 

でも、矛盾を見てみぬふりせず、「愛することだけ考えて」を続ける彼らのことは、なんだか大好きなのです。

 

まるっきり「文明人」のわたしも、彼らのように矛盾のなかに身を投じて、じぶんなりのグッドライフ探したい。

 

だからわたしは文明暮らしの中で、この本を紹介する矛盾を、大事にしていきたいと思います。

 

この本は読み手を矛盾の中に放り込み、ある種の苦しさを醸し出します。

 

登場人物も多く、400ページ以上のボリュームがあるので決して読みやすい部類の本ではないです。

 

その意味では、あまりかんたんにおすすめできる本ではないと思います。

 

けれど、興味ある人は読んでみてほしいですね。

 

わたしも1ヶ月半ぐらいかけて、ゆっくりゆっくり読みました(笑)

 

ぜひ手にとってみてください!

 

【番外】マンガ 無田のある生活

無田のある生活の表紙

最後に番外編としてマンガもご紹介。

 

ずばりミニマリストが登場する『無田のある生活』です。

 

極度のミニマリストである無田さんの家に転がり込む主人公。

 

しかし主人公は元カレとの思い出が忘れられず、大量のモノを捨てられず…というラブコメディになっています。

 

感情豊かでとても読みやすいマンガに仕上がっています。

関連記事:こんなのあったん?ミニマリスト漫画『無田のある生活』が笑える

本は読んだら、断捨離しよう!

読んだ本は適切に処分しましょう!

 

だってミニマリストですから(笑)

 

電子書籍派の人は問題ないですが、紹介した本のなかでは紙の本しかないものもあります。

 

古本は「宅配買取」で買い取ってもらうのが便利。

 

わたしがメインで浸かっているのがバリューブックスです。

 

バリューブックスは買い取ってもらったときに貰えるポイント(キャンペーン時)で新刊や古本を購入できたり、読書家にちょっとうれしいサービスなんですね。

 

また「デジタル本棚」的な機能があり、これまで買い取ってもらった本が自動で記録されます。

 

なので「あれ、また読みたいな〜」なんてときに、バリューブックスにログインすれば、すぐに思い出せる。

 

初回利用の人は送料無料クーポンが貰えますので、本が溜まっている人はぜひ利用してみて下さい。

 

本がなかなか捨てられない人に取り入れて欲しいのが「古本買取バリューブックス)に本を預ける」という発想です。

 

また何年かして読みたくなったら、もういちど古本を買えばいい。

 

古本購入時はもちろんお金がかかりますが、買取ですでにいくらかのお金がもらえていた。

 

そう考えれば、古本買取は格安のストレージサービスとも言えなくもない。

 

ミニマリストはそのように「シェア」の発想を拡張させるのがコツだったりします。

 

バリューブックスの詳しい使い方は関連記事にまとめましたので、合わせてご覧ください。

 

関連記事:【評判口コミ】古本買取バリューブックスで本を売ってみた!使い方やクーポンについて紹介

ミニマリストは快活、快適

「ミニマリストに興味を持った!」

 

「できる範囲で実践してみたい!」

 

そんな人のために、

 

ミニマリストになるステップアップガイド

 

を書きました!

 

ミニマリストの定義と歴史。

 

ミニマリストの始め方、続け方。

 

そして頼れる先輩まで、網羅的に解説しています。

 

関連記事:ミニマリストになるには?ステップアップガイドを実践者が紹介