Amazonや楽天はじめ、今年もブラックフライデーの季節が近づいてきました!
元々はアメリカの風習ですが、日本でもすっかり定着してきた感があります。
わたしもすっかり影響され、この時期になると
「なにか買い物したい…」
とソワソワする(笑)
実際にかなり積極的に利用していた時もありました。
でもブラックフライデーだからと何でもかんでも買っていたら、ミニマリスト崩壊。
ブラックフライデーに対して一歩引いて、冷静に利用できるように以下のことに注意しています。
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ブラックフライデーの真実
まとめ買いじゃないと恩恵は受けられない
Amazonブラックフライデーで行われるポイントアップキャンペーンは例年、合計1万円以上の購入が条件になっています。
逆言えば1万円以上買わないのであれば、それほど恩恵はありません。
これは楽天など他のセールでも同様で、基本的に
買えば買えほどお得=少額ならいつものと同じ
という図式になっています。
なので、例えば基本的に家計の支出額が少ない一人暮らしだと恩恵に授かることが難しいです。
セール品は不用品だから安い
まとめ買いキャンペーンじゃなくても、個別で割引されるセール品もあります。
それらはお得と言えばお得ですが、そもそもその商品の有用性をよく考察する必要があります。
服などは典型的ですが、セールになる商品は売れ残り商品。
なんらかの理由があって、消費者から評価を得られなかった商品です。
おそらく尖った特徴があるので、ライフスタイルにハマる人とハマらない人がハッキリ分かれるのでしょう。
つまるところ、セール品はあなたにとっての不用品であることが多いはず。
逆に誰にとっても必要な生活必需品は、割引率が低かったり、割引されないことが多いです。
セールと言えどこかで利益をとらないといけないので、必需品はいわゆるバックエンド商品(利益率の高い本命商品)に当てられる。
ブラックフライデーで、消費者はまずセールアイテムをカートに入れるでしょう。
それだけだとまとめ買いの条件に達しないので「”ついで”にいつも食べているアレを買おう」となる。(そこで利益を得る)
あるいは逆に必需品の買い物をしていたら「まとめ買い上限まであと少し…!」となり、「これ安いじゃん」とセール品を抱き合わせて買う。(そこで在庫処分になる)
すると、いつの間にか全体の購入金額が大きくなる。
非常によくできていますね(笑)
セールは年末年始もある
特別感が漂うブラックフライデーですが、もう少しすれば年末年始セールがあります。
Amazonも例年、初売りセールをやっています。
たしかにブラックフライデーの方がセール対象アイテムは多いですが、著しく割引率が高いわけではない。
さらに冷静に考えると、Amazonは11月の初旬に冬準備セールをやっていました。
楽天やヤフーショッピングでも同様ですね。
つまり、毎月毎月どこかで何かのセールをやっています。
ブラックフライデーでむりやり予算を捻出するよりも、その時々で必要なものを適時、購入したほうが健全な場合が多いでしょう。
実店舗で買うほうが安い
そもそも生活必需品はふつうにスーパーで買ったほうが安いことが多いですよね(笑)
セール期間なると、これが意外と忘れがち。
わたしはナッツやオートミールを常食していますが、きちんとチェックすると近くのスーパーがいちばん安い。
冷静にチェックが必要なポイントです。
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ブラックフライデーで無駄遣いを防止するために、ミニマリストからのメッセージ
買わないのが一番の節約
ブラックフライデーのキャンペーンで1,000ポイントを貰うより、1,100円のものを買わないで節約するほうが簡単。
買わないことが一番簡単かつ、効果的な節約だと考えよう。
また30,000円のものが15,000円になったら、たしかにお買い得に感じる。
けれど15,000円は決して小さな金額ではありません。
15,000円あれば、他にいろんなことができる。
買わないことで得られる可能性を考えよう。
捨てる大変さを想像しよう
家具や家電は粗大ゴミになって、お金と時間がかかります。
軽微なガジェットでも、捨てるのがもったいなくて、メルカリやリサイクルショップを検討する手間と時間がかかるでしょう。
食品でも、たくさん買いすぎて消費期限が過ぎてしまったら、挫折感を味わいます。
面倒と挫折感をわざわざお金を出して買う必要はありません。
金銭的に買えるから買うのではなく、使い切れる・食べ切れることを前提に購入品を検討しよう。
買わなかった成功体験を得よう
熱狂のキャンペーンに煽られず、冷静にホリデーシーズンを過ごした。
そんな知性ある行動ができたら、きっと自信につながります。
ブラックフライデーでは、オトクな商品を買うことが成功だと設定されがち。
そうではあく、買わないことを成功と捉え「買わないゲーム」に設定を書き換えよう。
定価で買って応援しよう
こうも「買うな、買うな」と言うと、
「小売店やメーカーが潰れてしまう!」
と言われてしまうかもしれない。
しかし作り手と売り手を応援するなら、そもそもセールではなく定価で買うのが一番。
「これからもこのメーカーにずっとものづくりを続けて欲しい」
と感じるなら、あえてブラックフライデーではなく、平時に定価で購入してみよう。
買い物リストを作ろう
とは言え、この記事を読んでいる人はいいオトナでしょうから、自分の判断で買い物することに何の文句もないはず。
特に家族がいて毎月の支出がそれなりにある人は、ブラックフライデーに予算を集中することでオトクになる可能性はあるでしょう。
そのうえでやっぱり無駄遣いを防止するなら、買い物リストを事前に作成しておくべきです。
まずおすすめは、Amazonや楽天の購入履歴を見直すこと。
今年、1年分ぐらいを見直して
「これはよかった。これは無駄遣いだった。」
と買い物を見直してみて下さい。
やっぱり自分の経験を糧にすることが、買い物上手になる一番の秘訣だと思います。
わたしも自分のライフスタイルで必要なものを実店舗と楽天で洗い出して、明らかに楽天で買うほうがオトクなものをメモしています。
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