「おしゃれを楽しみたいけど、お金に限界がある…」
「がんばっても被服費は月に1万円…」
わたしもそうです!
それでもじぶんなりのおしゃれを目指したいのが、人間の性。
そこでこの記事では、わたしの経験から
「お金がなくてもおしゃれになる方法」
をご紹介します。
まずはおしゃれの基本的な概念を知り、その上でおしゃれな人がやっている習慣を取り入れます。
しっかり感性を磨く準備が整った上で、最後とに安くておしゃれな服を探す方法を探す方法をご紹介します。
まずはおしゃれの基本を知る
ベーシックを知る
特に男性の場合、わかりやすいベーシックスタイルが存在します。
年齢によっても違いますが、やっぱり基本はスーツ。
黒いジャケット、黒いスラックス、白いシャツ、ネクタイ、革靴ですね。
でもベーシックと言いつつ、完全なビジネススタイルはカジュアルの場には適しません。
そこで、このスタイルから徐々にカジュアルダウンしていきます。
まずはジャケットを脱いで、ネクタイを外す。
クールビズなんかだと、まだまだ仕事着として成立する装いです。
ではさらに黒スラックスを青デニムに変えてみる。
デニムで働く人はあまりいませんし、これなら完全なカジュアルですよね。(ちょっと懐かしい気もしますが 笑)
あとはジャケットとスラックスを残して、シャツをTシャツに変えても、だいぶカジュアルに見えます。
あるいはジャケットを黒からネイビーに変えてもいい。
これは「きれいめカジュアル」とか言われて、よく中年男性に推奨されるスタイルですね。
このように「スーツスタイルを起点にカジュアルダウンする」と、かんたんに無難な装いに着地できます。
このへんがカジュアルシーンにおいてベーシックになるでしょう。
失敗しやすいのは、全身があまりにカジュアル過ぎる場合です。
例えばパーカー+デニム+スニーカーのような装い。
若い人はOKですが、30すぎたぐらいでに急に清潔感がなくなってくる…。
そんな失敗を防ぐために「スーツを起点にカジュアルダウンする」と、どこかにキレイめ要素が残るので失敗にくいわけです。
男性がわかりやすいので例に上げましたが、女性もいっしょだと思います。
女性の場合「スーツ・カジュアル」が「辛い・甘い」という言葉で表現されて「甘辛ミックス」がベーシックな装いとしておすすめされますよね。
いづれにしてもカジュアル過ぎて不潔感が出ないように、スーツスタイルのキレイで爽やかな要素を取り入れるのがベーシックスタイルということになります。
トレンドを取り入れる
とは言えベーシックとはいたって無難な装いであり、それがおしゃれかと言われるとちょっと違う。
そもそもおしゃれとは何かというと、やっぱりどこか人と違う雰囲気が漂うことですよね。
周りから抜きん出て見える何か。
つまり差別化がおしゃれには必須になります。
差別化する方法っていろいろありそうです。
例えばじぶんの偏愛するアイテムをたくさん取り入れる。
たまに全身グリーンの人とか見かけますよね。
あるいは体型をいかした装いをする。
多くに人にとって、明日から急に「渡辺直美さんみたいにおしゃれになれ!」と言われても絶対無理。
体型(個性)はかんたんに真似できないので、大きな差別化になります。
あるいは開き直って高級ブランドを取り入れる。
そもそも価格よって線引されるので、これまた差別化が成立します。
このどれをとってもおしゃれになる可能性がありますが、いちばん簡単な差別化はトレンドを取り入れることでしょう。
トレンドとは「流行」という意味ではなく「最先端」という意味。
最先端なので、巷ではまだ着ている人が少ない。
なのでトレンドは差別化になり得ます。
トレンドを取り入れるのが気恥かしい人もいると思います。
しかし冷静に考えると、トレンド以外で差別化するほうが逆にハードルが高い。
趣味や個性、体型をいかす…と言われても、曖昧すぎて途方に暮れてしまう人のほうが多いのではないでしょうか。
それには経験やセンス、才能が必要です。
理想のおしゃれはトレンドを発信する側になることでしょうが、まったくもって一般的ではない。
そこで多くの人にとって現実的なのが、じぶんのできる範囲でトレンドをキャッチアップして取り入れることです。
もちろん、全部が全部トレンドアイテムにする必要はないでしょう。
どのていどトレンドを取り入れるか…。
それを考える時役立つのが、さっきのベーシックの概念なんですね。
昨今はもっぱらビッグシルエットがトレンドです。
「じゃあ、黒スラックスをちょっとゆったりしたモノに変えてみよう」とか。
あるいはカーゴパンツがトレンドだから着てみたいと思ったら「トップスは白シャツにしてバランスをとろう」なんて発想ができるようになります。
そしてトレンドを知るのは意外とかんたん。
YouTubeやブログをはじめ、いろんなメディアがトレンド情報を教えてくれます。
またお店のマネキンもトレンドを取り入れた装いをしているので、洋服屋さんを散歩コースに取り入れるのもおすすめです。
服の適正量を知る
「お金がないけど、おしゃれになりたい!」と考えているわけですが、実はむやみやたらに服を買うからお金がないのかもしれない。
社会人になると会社では仕事着、家では部屋着で平日を過ごす人も多いのではないでしょうか?
つまりカジュアルを着るのは月に8日の休日だけ。
8日間なら3つか4つコーディネートが組めれば、十分に楽しめます。
だいたいアウター2枚、トップス2枚、ボトムス4枚、シューズ4足ぐらいあれば事足りそう。
例えば春・秋ならこんなワードローブはどうでしょうか?
これだけあれば、
「黒ジャケット、白Tシャツ、黒スラックスを選んで、少しカタいからハイテクスニーカーでハズそう」
とか、
「黒パーカー、ジーパンで思いっきりカジュアル着たいけど、足元は黒革靴でしめよう」
とか、
「青ストライプシャツ、黒スラックス、白レーザースニーカーでしっかりきれいめカジュアルにしよう」
なんて、けっこういろいろと楽しめると思います。
このワードローブではハイテクスニーカーだけちょっと高価かもしれませんが、他はファッションファッションで質の良いものがそろいます。
服の適正量を知って無駄遣いを防止すれば、結果的にお金をかけずにおしゃれが楽しめますね。
関連記事:『もう、服は買わない』書評。ワンシーズン33アイテムで着回す #project333 の実践本
おしゃれな人の習慣を取り入れる
運動をする
身も蓋もないですが…(笑)
しかし既製服とはトルソー(マネキン)が着た時にいちばんカッコよくなるように作っているそう。
だったらそのトルソーに近づく努力をすれば、何を着てもワンランク上のおしゃれに見えるのは必然。
もちろん身長や骨格など限界はあります。
それでもお金をかけずにおしゃれになることを考えた時、極めて現実的な手段のひとつと言えるでしょう。
美容は健康にもプラスなので、ちょっと意識を上げてボディメイクに取り組むのは良いことばかりだと思います。
関連記事:【評判口コミ】ティップネスに20ヶ月通った感想。メリット・デメリットを本音レビュー
試着をする
さっきからベーシックやらトレンドやら、やたら理屈をこねくり回してますけど(笑)、理屈だけではおしゃれになるのはむずかしい…。
っというのも、みんなひとりひとり、体型や顔立ちも違うからです。
だからその理屈がじぶんに合うかどうか、着る経験を増やして確かめないとダメなんですね。
しかしファッション業界、試着だけならタダです(笑)
なにかしらの情報をキャッチアップして、気になるアイテムを見つけた。
そしたらそのアイテムを試着だけでもしにお店に足を運んでみる。
なんなら手にとって見るだけでもいい。
たったそれだけでも、じぶんの中に経験とスキルが蓄積されて、少しずつ感度が上がっていくのかなと思います。
服の手入れをする
洗濯、アイロン、毛玉取りなどをしっかりやる。
さっきから「スーツスタイルを起点に…」と言っていますけど、スーツってシワや色落ち、経年変化を良しとしませんよね?
なので、いくらスーツっぽいアイテムを取り入れても、手入れしないとベーシックの理屈が成立しません。
スーツアイテムはスーツアイテムらしくクリーンな状態にしておくことで、カジュアルアイテムと混ぜた時にバランスがよくなると。
もちろんスーツアイテムに「あえてシワを入れてカジュアルダウンさせる」とかもあります。
逆に「カジュアルアイテムのシワを飛ばして、よりキレイめに着こなす」ということもある。
いずれにしても、服の状態をコントロールできるようにしておく必要があるので、とりあえずスチームアイロンなどは投資して良いと思います。
関連記事:【評判口コミ】Panasonic 衣類スチーマー NI-FS780レビュー!使用歴1年でわかったメリット、デメリット
適切に買い替える
お金がないからひとつの服を長く着たい。
それは山々なんですが、トレンドや服の劣化を加味すると、やっぱりどこかで区切りが必要です。
外的要因ばかりではなく、そもそもじぶんの体型が変わったり、年齢が変わったり、趣味が変わったりもする。
極端な話、南国から雪国に引っ越せば必要な服だって変わってくる
その時々のおしゃれな装いというのは、実はユラユラと揺らいでいるんですね。
っというわけで、いくら「お金がない」と言っても「おしゃれ」を目指した場合、買い換えることはどうしても必要です。
大事なのはじぶんの被服費の中で、適切な量を買い換えること。
だから先ほど言ったように、実際に着ることができる適正量を知ることが大事です。
またベーシックやトレンドなどコーディネートの基本を知ることで、過度に高級ブランドに頼らないスキルも必要。
言うなれば、
- 運動をする
- 手入れを怠らない
- 劣化したら入れ替える
- 定期的にお店に足を運ぶ
などといったおしゃれ習慣を身につけることが、お金をかけずにファッションを楽しむコツと言えるかもしれません。
逆にそれらの習慣なしにおしゃれになろうとすると、スタイリストに依頼したり、高級ブランドに頼ったりと、少なくないお金が必要になります。
安くておしゃれな服を探す
フリーマーケットに行ってみる
東京だと毎週末どこかしらでフリーマーケットが開催されています。
不用品の中古販売なわけで、当然手に取りやすい価格で服が買える。
もちろん、古着から自分にあった服を探すのはとてもスキルのいることですが、それでも挑戦しないとスキルは伸びていきません。
いわゆるブランド古着屋だと、なかなか高価な品も多いです。
フリーマーケットなら気軽に商品を見て、触って、場合によっては試着することも可能。
なにより元の持ち主(出品者)に話を聞くこともできる。
ファッションスキルを高めるには悪くない方法だと思います。
フリーマーケットの開催情報は専門サイトで確認できます。
関連サイト:フリーマーケット開催情報満載-フリマガイド|fmfm.jp
メルカリで探してみる
「足を運びやすい場所でフリマがない!」という人はメルカリをチェックしてみてください。
メルカリは当然、試着できませんし、失敗する可能性は高い。
それでも掘り出し物があるのは事実です。
またじぶんが不要になった服をメルカリで売ることで、メルカリポイントが貯まります。
そのメルカリポイントはそのまま購入で使えるので、いちいち現金化する手間がなく便利。
物々交換の感覚で利用できるのも、メルカリの強みだと思います。
まずは気になる安価なものから購入して、利用に慣れてみてください。
セカンドストリートで探してみる
「お金がないなら、時計や小物にお金を使おう!」
というのが、よくある提案です。
「いや、だからそのお金がないんだよ」とわたしなんかは思いますが(笑)
でも小物をがんばるのは理屈が通っています。
ファッションでは首、手首、足首の3首が重要と言われます。
いずれも視線が集中するポイントであり、ここに高級感があるとグッとおしゃれに見えると。
っというわけで、極めて現実的なのはリサイクルショップやフリマアプリで出せる範囲の時計を買うことかなと。
時計はトレンド性が低いので、中古で買うのもおすすめできます。
むしろ何年も使うほうがカッコいいとされている感じすらありますよね。
なので古いモデルの中古でも、状態さえ良ければ十分におしゃれで満足できるのではないかと思います。
メルカリやセカンドストリート などで手軽に中古品を買うことができます。
もちろん、好きなモデルが新品で手に届くならそれに越したことはないですが、時計は価格が青天井。
無理するのは不健全だと思うので、リサイクルショップもひとつアイディアとして選択肢に入れておきます。
セカンドストリートは偽物を売らないようにチェックが入るので、時計に関してはメルカリよりセカンドストリートがおすすめです。
ユニクロで探してみる
「お金がないけど…」という条件と、「まだファッションスキルが育っていない」という前提に立つと、なかなかユニクロ以外におすすめするのがむずかしい。
ユニクロが適正価格なのは誰もが知るところ。
その上で高品質なんですね。
例えばエクストラファインメリノやエクストラファインコットン、プレミアムリネンなどはいずれもランクの高い生地。
他社がやるとユニクロの倍ぐらいの価格になると言います。
いずれもベーシックに欠かせない、キレイめ要素を担保してくれる有力なアイテムです。
ベーシックアイテムも、実はトレンドの影響を受けて常にゆらいでるんですね。
ユニクロはその「ゆらぎ」をキャッチして、毎年毎年ベーシックアイテムに反映させています。
またさらにトレンド性が強いアイテムが欲しいと思った時、こんどはコラボアイテムへ。
Uniqlo UやUNIQLO and JW Andersonのシリーズは、ユーロッパの一流デザイナーが指揮をとった服が、いつものユニクロに+1,000円ほどで買えてしまいます。
そんな服でもなにせユニクロなので足を運びやすく、試着も気兼ねないので楽。
ユニクロはベーシックも流行遅れにならず、コラボでトレンドも取り入れられる。
そして買い替えやすい低価格。
っということで、ここまで言ってきたこと実現しやすい、おしゃれの階段を上がるのにいちばん良いブランドであると言って差し支えないと思います。
セールやクーポンをあるので、より安く購入したい人は利用してみてください。
関連記事:ユニクロでお得に買い物する方法12選。1,000円分のクーポンはカンタンに貰えます
おすすめのファッションYouTubeチャンネル
さらにファッションの知識をとりいれたい方はYouTubeもどうぞ。
個人的におすすめはメンズなら大山シュンさん、ウィメンズならコスパッションゆりえさんです。
お二人ともどちらかというとトレンドよりベーシック寄りのファッションを解説しているので、これからファッションを学ぶにはピッタリですよ。
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