「集中して本を読みたい!」
「読書ついでに食事やドリンクを楽しみたい!」
わたしは自宅だとあまり読書に集中できない派。
なので読書を目的として、いろんなところに出かけます。
この記事では、そんなわたしの外読書の経験から
「読書におすすめの場所」
をご紹介します!
まずは、わざわざ場所を移して読書するメリットを紹介。
【はじめに】わざわざ場所を変えて本を読むメリットは?
小学生の頃に知能テストをやった経験がみなさんあると思います。
その結果をみると、「声に出すことで記憶に定着しやすい」とか「書くことで記憶に定着しやすい」とか、いろいろな個性がわかるんですね。
ここからわかるのは、記憶とはメタデータと紐づけることで定着しやすいということ。
メタデータとはメインデータに紐づくその他のデータのことです。
例えば「旅行先であの本読んだなぁ」なんていつまでも覚えていることありませんか?
この場合、本というメインデータに旅行というメタデータが紐づくことで、より思い出しやすくなった。
スマホで撮った写真を整理する時に、タグ付けすると探しやすくなるのと似てますね。
実はこれって何にでも言えます。
動画サブスクで見た映画より、映画館で見た映画の方が…テレビで見たスポーツ観戦より、スタジアムで見た試合の方が…より強く思い出に残っていると思います。
少し大げさですが、同じように読書する場所をたまに変えてみることで、読書に付随するメタデータが増えてより質の高い読書体験になり得ます。
そこで以下からは、個人的におすすめの読書スポットを紹介していきます。
ぜひ足を運んで、読書を体験へ変えましょう!
読書におすすめの場所① ホテル
完全個室のホテルは読書に全集中できちゃう場所。
椅子に座って足を伸ばしても、ベッドに寝転がっても、どんな体勢で読書しても怒られない!
それは他の読書スポットにはないメリットです。
「でも、わざわざ読書のためにホテルを借りるなんて…」と思う人も多い。
でも最近は日中の時間貸しなんかも増えていますし、あんがい気軽にホテル読書できます。
例えばThrees(スリーズ) というサブスクサービスを見ると、月額33,000円で登録されている全国150のホテルを15分単位で借りることができます。
もちろん読書だけだと考えるとこれは贅沢かもしれませんが、テレワークの拠点や買い物に出たときにちょっと休憩するのなんかにも使えます。
とにかく集中して、家族にも友人にも、街の喧騒にも邪魔されずに読書したい生粋の読書家の人におすすめのサービスです。
さらに飛躍して読書旅行を計画するのもおすすめ。
美しい海が見える宿に本を数冊持って、誰にも邪魔されず読みふける…。
疲れたら温泉へ…なんてすごく大人の嗜みじゃないですか。
あるいは本の中に登場する場所を巡る「聖地巡礼」とか「作家ゆかりの地」を巡る旅行も最高ですよね。
また最近は本をテーマにした宿も増えています。 読書家の方ならいちどは足を運んでみたい。
例↓↓↓
読書におすすめの場所② ブックカフェ
ブックカフェは読書の相棒にぴったりなコーヒー、スウィーツ、BGMがあり、何より新しい本との出会いがあります。
大手書店でもカフェスペースを併設しているところが増えていますし、個人経営のカッコいいブックカフェを増えています。
中でも読書に特化したのが、個性的なお店がfuzuke(フヅクエ)です。
fuzukeは正確にはカフェではなく「本の読める店」を名乗っています。
独自の料金システムを採用することで時間を気にせず読書に没頭することができる。
店舗は東京の下北沢、西荻窪、初台。
ちょっと贅沢ですが、どうしても集中できない人は切り札として使ってみてください。
読書におすすめの場所③ 喫茶店
ブックカフェでないカフェ・喫茶店もおすすめです。
ただカフェよりも「喫茶店」と謳っているお店の方がより良いですね。
というのも喫茶店の方が、
- 店内が薄暗いので周りが気にならない(手元は明るい)
- BGMはジャズなどインストが多いので集中できる
- 大手カフェチェーンより回転率を重視していないので長居しやすい
といった傾向があるからです。
多くの人が頻繁に入店・退店してにぎやかな大手カフェチェーンより、読書に集中しやすい環境があります。
個人的におすすめの喫茶店が下北沢にある「トロワ・シャンブル」というお店。
東京でも随一の老舗喫茶店ですね。
喫茶店を探すときは「トロワ・シャンブル」のようにフランス語のお店を探すと良いですよ。
70年代から80年代に創業された喫茶店は、フランス文化の影響を濃く受けているようです。
ですからフランス語を頼りに喫茶店を探すと、ちょうどイメージするようなレトロ喫茶を見つけやすい。
そういった老舗喫茶が読書に最適なことが多いです!
読書におすすめの場所④ 公園
聞いた話によると、外国ではわざわざ読書のために公園に繰り出すという文化があるそうです。(外国とはどこか…(笑))
わたしも天気の良い日は公園で読書だったり、お茶をよくします。
これがすごくおすすめで、とにかく気持ち良いんですね。
騙されたと思っていちどは試して欲しいです。
ただベンチで座って読んだり、レジャーシートやアウトドチェアを使っても良いのですが、さらに公園読書をグレードアップされるアイテムがあります。
それが「エアーソファー」というヤツ。
想像してください…。
今日は暑くもない、寒くもない5月の晴天です。
ほほを撫でるくらいの心地よい風。
お気に入りの本と水筒にコーヒーを入れて公園に出かけよう。
良い感じの芝生と木陰を見つけたら、エアーソファーを広げます。
そこに横になって青空の下、大好きな本を読みふける時間。
あぁ…幸せホルモンが脳内に充満してくる…。
あまりにも素朴な時間ですが、大人になるとそんな時間が良いですよね。
エアーソファーは特別なポンプなど必要なく、かんたんに膨らませることが可能。
価格も¥2,000から¥3,000と意外なほど安いです。
読書だけでなく、公園ピクニックが楽しくなるおすすめアイテムですよ。
わたしはすごく頻繁に使うので既に2代目(笑)
他にも公園読書を快適にするために揃えておきたいおアイテムを紹介しています。
関連記事:おすすめの「公園読書グッズ」7選!公園でひとりは恥ずかしい?
何よりいちどアイテムを買いそろえてしまえば、あとは無料で快適読書を楽しめるので、個人的には公園はいちばんおすすめの読書スポットです!
読書におすすめの場所⑤ 電車
先に紹介した旅行と同じですが、移動しながら本を読むことでよりいっそう読書がはかどる人もいると思います。
実際、通勤・通学の時間を読書に充てている人は多いのではないでしょうか?
景色が変わるので気分転換になるし、喧騒がちょうどよく集中を促してくれる。
また「この駅からこの駅まで」などと、一定の時間を計れるのでより読書に集中しようという気になれるのかもしれません。
読書におすすめの場所⑥ キャンプ
わざわざ読書をしたいがためにキャンプ!…ということはあまりないかもしれませんが、環境としては良いですよね。
完全にひとりになれる場所って、自宅以外だとなかなかありません。
流行りのソロキャンプはそんな貴重な孤独を求める人に人気なんでしょう。
そして孤独は読書の最高のスパイスになり得ます。
次のキャンプに本を持っていくのも選択肢に入れてほしいですね。
ヘンリー・デイヴィット・ソローとかレイチェル・カーソンとか、森のなかで読んだらハマりそう(笑)
読書におすすめの場所⑦ スーパー銭湯
とりわけマンガ好きの人におすすめです。
最近の大型スーパー銭湯は、名作漫画読み放題のところが多いです。
場合によってはネットカフェなんかよりコスパが良かったりするので、ぜひ近所のスーパー銭湯をチェックしてみてください。
温泉はいって、サウナはいって、食事をすませたら、リクライニングチェアーを陣取り、マンガの世界に没頭!
そして疲れたら寝落ち…。
なかなか背徳感があって良いですよ(笑)
関連記事:【飛ぶぞ】スカイスパYOKOHAMAに行ってきた!宿泊もしてきた感想(口コミ)
あなたに最適な場所は?3つの質問から診断
- 読書灯が良いのか、自然光が良いのか
- 音楽BGMが良いのか、鳥や虫や風の環境音が良いのか
- 周囲はひとりが良いのか、人がいたほうが良いのか
これらの組み合わせを辿って、読書に最適な場所を導けるようにまとめてみました!
こうしてみると、キャンプが強い…!
夜にランタンを使って読めば読書灯になるし、昼に自然光の下で読むこともできる。
完全にソロキャンプならひとりっきりになれるし、雑踏を求めるならあえてファミリーキャンプ客が多いオートキャンプ場に行くのもあり。
むずかしいのは「自然光→BGM→ひとり」の環境って、なかなか見つけづらいですね!
自宅やホテルで日の差しこむ場所をみつけて、ひとり時間を見計らって読書といった感じでしょうか。
「自然光→BGM→雑踏」のカフェはスタバのように明るい店内のカフェを想定しています。
実は場所より重要→スマホを手元に置かない
これだけ場所を工夫しても、まだ集中できない人もいると思います。
そんな人は、十中八九スマホ依存。
スマホを5分とか10分おきに確認しないと気がすまないので、なかなか読書が進みません。
どれだけ環境を変えても、スマホがいつでもポケットに忍んでいると、それだけで読書がはかどらない。
でも対策はかんたんで、スマホを自宅に置きっぱなしにすればOKです。
なかなかキャンプやホテルではむずかしいですが、公園、カフェ、スーパー銭湯なら実現しやすい。
なんならその時の読書では、スマホ依存に関する本を読んでてみてください(笑)
スマホとSNSがどれだけ時間泥棒かハッキリわかりますよ!