十分な量を所有しているはずなのに、なぜか着る服がない。
女性が陥りやすい現象ですが、男性でも少なくないと思います。
毎日めんどうが続くと、服を選ぶのが嫌になってしまいますよね。
そうならないよう、原因と対策をご紹介します!
理由① 服が多すぎる
「着るものがない」のではなく、実は
「着方がわからない、コーデがわからない」
というパターンがあります。
服が多いと、それだけバリエーションが増えます。
そうなると逆に選択肢が多すぎて迷い、途方に暮れてしまうのではないでしょうか?
その徒労感が「服はあるのに、着るものがない」という言葉で表現される。
またいったんコーディネートが出来上がっても、「もっと良い組み合わせがあるのでは?」と思うと、いつまでも決断できません。
服をたくさん持っていてバリエーション豊富な人は、たしかにオシャレです。
しかし誰でも共用範囲があるもの。
もしかしたら今の自分にとっては服が多すぎるのかもしれません。
着回しのきく服がない
勘に頼って服を買っていった結果、クローゼットは奇抜なものばかり。
それではコーデがむずかしくなります。
どんなコーデにも取り入れやすく、ある程度様になってくれる「着回しのきく服」を1着持っておきましょう。
男性の場合、具体的に言うと
黒のスラックス系パンツ
です。
完全な仕事着としてのスラックスではなく、ビジネス・カジュアル兼用できるもの。
例えばユニクロだと、
- 感動パンツ
- スマートアンクルパンツ
- タックワイドパンツ
- 感動イージーパンツ
などが該当します。(2024年時点)
体型や好み、季節によって選んでみて下さい。
わたしは感動イージーパンツを愛用しています。
TPOがあやふやである
冠婚葬祭はもとより、プライベートでも「ワンマイルウェア」とか「デート」とかいろんな区分が存在する。
その時々にふさわしい格好にこだわると、何を着たらよいかわからなくなりますよね。
しかしこればっかりは経験を積むしかない…。
TPOが求められる場面では、あまりじぶんの好みを表に出さず、甘んじて「正解」のコーデにするのがコツかと思います。
他人を気にしすぎている
まわりがオシャレすぎて、ハードルが高くなりすぎている。
極端な話、ファッション業界で働いていれば気にせざるを得ないかもしれません。
しかしそうでない人はいったん冷静になってみよう。
みんな意外と他人のファッションを気にしていません。
「3日前に会ったの人のファッションを思い出して」とクイズを出されても、なかなか詳細には答えられないでしょう。
思い出せる人はファッションリテラシーが高いだろうたから、たぶん「着るものがない…」と悩んだりしないはず。
TPOを気にしなくてもいいカジュアルシーンなら、自由な服装をしても良いとも言えます。
他人の目線をいったん脇において、自由なファッションを楽しんてみて下さい。
【対策】困ったら服を減らして「清潔感」を目指そう
以上を総合して考えると、「服はあるのに、着るものがない」対策として具体的にとるべき行動は、
- 服を減らす
- 「清潔感」をキーワードに服を買い揃える
という2ステップになると思います。
まず服を減らして今の自分にぴったりの服に厳選する。
関連記事:大人のクローゼットをつくりたい人へ。正しい服の手放し方、捨てる基準をミニマリストの整理収納アドバイザーが解説
そして新たな服を買います。
服を選ぶとき「トレンド」「ブランド」「価格」などいろんなキーワードがありますよね。
しかし男性がいちばんに気にするべきは「清潔感」でしょう。
清潔感をキーワードに集めた服は、たいてい着回しがきくし、TPOの対応力があるし、オシャレのベースにもなってくれるからです。
世の中の8割の人の本音は、
「とりたててオシャレには見えなくても、でもダサくは見られたくない」
つまり、
「無難がいい」
ということではないでしょうか。
無難とはつまり「清潔感がある」ことです。
「清潔感」を学ぶと「着るものがない!」と慌てることも減ってくると思うので、ぜひそれをキーワードに服を選んでみて下さい。
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