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ミニマリストとその楽しみ

無駄遣いしちゃう人へ!ミニマリストの買い物ルール5選を紹介。宝物を探すみたいに

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買い物を反省するミニマリスト

ミニマリストの買い物って、なんだか窮屈そう?

 

いいえ、むしろその逆!

 

必要なものだけを選ぶって、まるで宝探しみたいにワクワクします。

 

「これ買って良かったなぁ」

 

そんな出会いを大切にするために、わたしが心がけているのが

 

5つの買い物ルール

 

です。

 

このルールを知ると、無駄遣いが減るだけじゃなくて、本当に愛着が湧くものだけが手元に残る。

 

この記事をヒントに、楽しい買い物スタイルを見つけて下さい!

 

ミニマリストの買い物ルール5選

一晩寝かせる

衝動買いを防ぐための基本的なルールです。

 

オンラインストアで気になる商品を見つけたら、その場ですぐ購入せずとりあえず「お気に入り」か「カート」に入れておく。

 

それで明日まで待つ

 

一晩経ってもその物が必要だと確信できるなら、再び購入を検討します。

 

逆に、一晩寝かせたことで興味が薄れたり、実は不要だと気づくことも多いはず。

 

セールやキャンペーンは期間限定ですから、その場でポチッとしたくなりますよね。

 

ただセールはいつものどこかで開催されています。

 

セールによって一期一会が演出されても、これだけ物が溢れた世の中で

 

”もう二度と会えない物”は、ほぼない

 

と考えています。

 

わたしは一晩寝かせて次の日の朝に売り切れていたら、

 

縁がなかったんだ

 

と自然に思うようになりました。

 

やっぱりその欲しかった商品に匹敵するような商品は、必ず今後も出てきます。

 

なぜならものづくりをしている人って、常に良いものをつくろうと努力しているから。

 

良い意味で作り手の情熱を信じて、次回を期待するようにしています。

1 in 1 out を徹底する

新しいものを買うなら、必ず家から1つ手放すのが「1in1out」のルール。

 

ミニマリストの定番メソッドです。

 

これによって、家に物があふれかえるのを防ぐことができます。

 

ミニマリストのライフスタイルは決して買い物してはダメなわけではありません。

 

ただ買い物の結果、快適な暮らしを失うのは避けたい。

 

そのためには常に手放すベクトルは開放しておく必要があります。

 

1 in 1 out は極めて大事なルールだと言えるでしょう。

使い切れるかを検証する(まとめ買いをしない)

食品なら食べ切れるか。

 

洋服なら着倒せるか。

 

をよく検証します。

 

例えば私服を着用できるチャンスって、ふつうに会社勤めしていると土日の2日間だと思います。

 

祝日も含めると、月に10日程度。

 

2ヶ月で季節が変わることを考えると、20日間ほどしかチャンスがありません。

 

延べ20日間なら、3セットでも十分回せそうです。

 

つまりボトムス3本、トップス3着で良いことに。

 

もちろんそれぞれ5着ぐらい持ってもよいのですが、大抵の場合、その5着の中で1位と2位のお気にいりの出番が多く、5位の服は極端に出番が少なくなる。

 

ミニマリスト的には5位をなくすことで、1位と2位の着用機会を更に増やしたいと考えます。

 

また服だけでなく、実はトイレットペーパーなど消耗品もそう。

 

いづれ消耗するわけでから、安いときにまとめ買いしたらオトクそうです。

 

ところが人間、数ヶ月もすれば気分が変わるもので、

 

「やっぱりシングルより、ダブル使いたいかも…」

 

とか思ったりするんですよね(笑)

 

ほんの一寸先でも未来の自分を完璧に想像することは難しい。

 

未来の自分に消費を押し付けるのではなく、今の自分にフォーカスしてなるべくまとめ買いはしないようにしています。

1人で決断できるものを買う

「これはインフルエンサーがおすすめしなくても買うか?」

 

「これをSNSに投稿して”いいね!”がゼロでもいいか?」

 

といった問いを持つようにしています。

 

例えば蚤の市を歩いて、ふいにその商品に出会ったシチュエーションを想像する。

 

誰にもアドバイスを求めることができない、商品の価値もハッキリわからない。

 

そんな状況でも自分の責任で買うか?

 

もちろん、外部からの影響をまったく受けないなんて無理です。

 

それでもこの過程を怠ると、その買い物が成功した時の満足感も薄れますし、失敗した時は人のせいにしてしまいます。

 

実はミニマリストこそ、そういった外部評価に依存してしまいがち。

 

なまじインターネットと相性が良いミニマリストなので、物から得られる純粋な満足感より、SNS上での評価に価値を感じてしまうことが少なくありません。

 

ミニマリストだからといって、必ずしもロボット掃除機やドラム式洗濯乾燥機を買わなくてもいい(笑)

 

これらを買えば、確かにSNSで話題にしてもらえるでしょう。

 

しかしどっぷりハマりすぎると、永遠に誰かと比較を続けることになります。

 

なので、外部評価はそこそこで自己決定権を強く持つことを大事にしたいです。

 

捨てるめんどうを想像する

ここまではどちらかと言うと、

 

よい買い物をする

 

ことを目標にしたルールでした。

 

しかし「捨てるめんどうを想像する」は、どちらかと言えば節約したい人におすすめのルールです。

 

「絶対に買わない、買いたくない!」

 

そんな時は、廃棄の手間を想像します。

 

家具や家電なら、粗大ごみの回収を市役所に手配して、回収費用もかかる。

 

パソコンなら個人情報を消去するソフトを入れて、専門業者に回収してももらう必要がある。

 

服や食品だって、「もったいないかも…?」という罪悪感に向き合うストレスがあります。

 

そもそも燃えるゴミだって自治体によっては有料ゴミ袋だし、タダで捨てられるものって意外と少ない

 

こうした想像を巡らせると、「欲しい!」という感情を冷ますことができるのではないでしょうか。

 

とは言え、ミニマリストは手放す技術をしっかり習得しておくのも大切な部分です。

 

絶対に何も買わないのは無理なので、あらかじめ市(区)の粗大ごみ廃棄のルールをあらかじめ確認しておいたり、じぶんが定番で使う不用品買取、古本買取をリストアップしておきましょう。

 

関連記事:断捨離におすすめ!送るだけの不用品買取サイト13選。ジャンル別に紹介

 

ミニマリストでもおすすめしない買い物ルール2選

高品質なものを少しだけ買う

これはよくあるアドバイスですよね。

 

ミニマリストは一点豪華主義を実現しやすいので、相性の良い提案だと思えます。

 

しかし何を持って「高品質」と言うのか。

 

品質をしっかり定義して提案してくれているコンテンツは、意外と少ないです。

 

一般に「価格が高いものは高品質である」という認識がありますよね。

 

しかし例えば、ファッションにおいては必ずしも当てはまりません。

 

ファッションアイテムは価格が上がるほど、デザイン的に個性が際立ったものが増えてくるのが一般的。

 

「個性が際立つ」ということは、人によって合う・合わないが大きくなります

 

つまり高価な服は、その価格も加味するとハイリスク・ハイリターンというわけです。

 

もしデザイン性ではなく、服の堅牢性(色落ちしない、生地がヨレない、ボタンが取れない、縫製がほつれない)を品質と定義するなら、低価格なユニクロはかなり高品質。

 

あるいはデザイン性や堅牢性以外にも、洗濯やアイロンがけが楽なイージーケアが品質だと考える人もいるでしょう。

 

もちろん、デザイン性を重視するミニマリストもいるはずです。

 

つまり品質とは、自分の感性やライフスタイルによって定義される。

 

漫然とした「高品質」に頼り過ぎると、下手すると先ほどの「1人で決断できるものだけ買う」と矛盾してしまいます。

 

誰かにとっての「高品質」が、必ずしも自分に当てはまるわけではない。

 

得てして「高品質な物を買おう!」というメッセージは、自分の満足ではなく「人に自慢がしたいがための高品質」になりがちです。

 

「人の目なんか、全部無視しろ!」と言っているわけではありません(笑)

 

しかし、

 

「自分にとっての品質ってなんだろう?」

 

という問いは、ミニマリスト的な少数精鋭の買い物においては欠かせないと思います。

 

安いものだけを買う

「高価なものは必ずしも高品質でない」と言われると、

 

「じゃあ、安いものだけを買おう!」

 

となるかもしれません。

 

でも、それも違う(笑)

 

安いものは安いもので、当然「やすかろう悪かろう」の商品はあります。

 

特に注意したいのは食品です。

 

安い食品は、やっぱり糖分・油分・塩分が多くなりがち。

 

これらの取りすぎが健康にマイナスなのは、今さら言うまでもないことかと思います。

 

健康ばかりは誰にとっても大切なこと。

 

健康面は大事な投資と考えて、ほどよい価格で栄養があるものを選ぶのをおすすめします。

無駄遣いしてもめげないで

ここまでお話した

  1. 高品質な物を買う
  2. 安いものだけを買う

がルールに適応されないということは、まとめると

 

価格で商品を選ばない

 

ということになります。

 

では、

 

価格に頼らず、自分の感性と教養で物を選ぶ

 

ためには、何をすれば良いのでしょうか?

 

そのひとつの方法が、

 

試しに買ってみる

 

です(笑)

 

信じられないぐらいどんでん返しかもしれませんが、残念ながら「上手に買う方法」は買って失敗して、はじめてわかることがほとんど。

 

なぜなら答えは自分しか知らないからです。

 

冷静に考えれば、なにも身銭も切らず、なにも体験せず物事を学ぼうなんて虫が良すぎるというもの。

 

実は今、買い物上手に見える人気ミニマリストは「昔は買い物依存症だった」なんて言う人がとても多いんです。(ブランディングかもしれませんが 笑)

 

飽きるくらい買い物して、失敗したからこそ、それが経験になり、じぶんなりの審美眼が磨かれたとも言えます。

 

「だからいっぱい買え!」ではないですよ(笑)

 

そうではなく、ぜひ「買い物ルール5選」を適応させて、

 

真剣に買い、大切に使い、責任を持って手放す

 

それをめげずに繰り返してほしいと思います。

 

よく失敗した洋服を「タンスの肥やし」とか言ったりしますが、本当の意味での肥やしにできるかは、自分の心がけしだい。

 

「ミニマリスト」はビジュアルのインパクトが強いので、それを模倣することで劇的な変化を期待する人もいるかもしれません。

 

しかし感性とか教養が成長するには、絶対に時間が必要です。

 

もしかしたら、自分の理想のミニマリストになるには1年とか2年ではたどり着けないかもしれない。

 

でもそれがリアルだし、そのほうが最終的に幸福度が高いのではないでしょうか。

 

ぜひコツコツと、買い物にまじめに取り組んで下さい。

【関連】ミニマリストを総復習

ミニマリストは、

  1. よい買い物
  2. スムーズな捨て活

の両輪で成立します。

 

その意味では、この記事だけでミニマリストを理解するのは不十分。

 

わたしが学んだミニマリストの全知識は関連記事でまとめています。

 

興味ある人はチェックしてみて下さい。

 

関連記事:ミニマリストになるには?ステップアップガイドを実践者が紹介

 

 

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