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おすすめ日常系漫画6選!「よつばと!」に似てる漫画

※このサイトはPRを含みます

 

 

「キラキラしたエンターテイメントに疲れた…」

 

「目まぐるしいスピードで目の前を流れる情報に嫌気が差した」

 

「とにかく癒されたい!」

 

そんな人におすすめの、

 

「日常系漫画」

 

をご紹介します!

 

このジャンルの代表的な作品「よつばと!」に似ている漫画です。

 

わたし自身が大ファンのマンガばかりで、全て継続して読んでいます。

おすすめの日常系漫画① よつばと!

マンガよつばと!の表紙

『よつばと!』は月刊コミック電撃王で(ほぼ不定期)連載されているマンガです。

 

天真爛漫な5歳の女の子と「よつば」と、その子を育てる「とうちゃん」そしてご近所さんたちの生活を描いています。

 

簡単に言えばただよつばが遊んでいるストーリーが淡々と続いているだけで、脈略がないと言えばその通りです。

 

ただ、よつばのようにただ単純に遊んでいた日々って、思い返すともう何年も過ごしていないような…。

 

子どもの頃は好奇心旺盛で、5時のサイレンが鳴ってもまだ遊んでいたかったのに、大人になった今では何かいつもつまらなそうに、ヒマそうにしている…。

 

『よつばと!』 はよつばの目線を借りることで、日常のおもしろさや大切さを確認できるマンガだと思います。

 

またメッセージ性がぜんぜんないので、逆に何も考えたくない時に読むのも良いですね。

 

ただマンガの中に流れる空気を味わうだけで癒される感じがあります。

 

シンプルでデフォルメのきいた画風なのですが、これがなかなか秀逸で実はすごく画が上手いのではないかと思います。

 

特に12巻の冒頭10ページほどは素晴らしいなぁと思いました。

 

よつばが道路に落書きしているところに、渡り鳥がやってくる。

 

泣き声に気づいたよつばが空を見上げると、Vの字になって飛ぶ渡り鳥。

 

うれしくなって駆け出すよつば。

 

その一連のシーンが俯瞰、よつばのアップ、下からの煽り、最後に鳥の目線になり遠ざかっていくところまで、巧みに描かれています。

 

まるで映画がはじまるようなワクワク感と爽快感がありますね。

 

また『よつばと!』には「ザーザー」とか「ガチャガチャ」とかいわゆるオノマトペがほとんど登場しません

 

それでも秋のキャンプのシーンではほほを撫でる冷えた空気と虫の声が感じられるし、台風のシーンでは激しい雨が窓を打ち付けている音が聞こえてくるようです。

 

わたしは専門家ではないですが、読み手にそのような印象を与えるということは、やはり「画が上手い」といって差し支えないのではないでしょうか?

 

世界中で評価されており、間違いなく名作と言って良いマンガだと思います。

 

まだ読んでいない人はぜひ読んでみて下さい。

おすすめの日常系漫画② ひらやすみ

いや〜、何年かぶりにマンガみて泣きました…。

 

このマンガ『ひらやすみ』は真造圭伍さんの作品。

 

身寄りのないおばあちゃんから平屋を譲り受けることになった主人公の生田ヒロト

 

そこに美大生として進学してくる従兄弟の小林なつみがいっしょに住むことになります。

 

そんなふたりの日常を綴ったストーリー。

 

ふたりの出身は山形ということで、奇しくもわたしは同郷です。

 

さらに上京当時は同じように兄弟といっしょに住んでいたので、すごく親近感がわいてしまいました。

 

思わずホロリときてしまったのは6日目(第6話)の「白いアジサイ」というお話。

 

これはヒロトとおばあちゃん過去を回想するお話になっています。

 

ネタバレにならないように言うのがむずかしいんですけど、おばあちゃんがちょっとトラブルに出くわすんです。

 

そこで優しさを見せるヒロト。

 

っと、そこまではふつうというか、よく期待されるストーリーだと思うんですね。

 

でもヒロトの優しさを受けておばあちゃんが言ったセリフが、さらに優しさに満ちていました

 

ヒロトから優しくされた時、おばあちゃんにどんなセリフを言わせるか?

 

作家気分で考えてみると、ふつうは「ありがとう」が正解ですよね。

 

でもある意味でありきたりなセリフです。

 

マンガのなかで実際におばあちゃんがいったセリフは、それよりもさらに深みのあるセリフに感じました。

 

「強がり」にもとれるし、心からの「優しさ」にも見える。

 

ヒロトも少し戸惑っているように描かれています。

 

ヒロトの優しさの上に、おばあちゃんの優しさがさらに覆いかぶさってきて、なんとも言えない空間がそこに生まれている…。

 

その場面でわたしも思わず泣いてしまいました。

 

結果的にそのことがヒロトに平屋を譲りたいと思ったきっかけになった、非常に重要なエピソードになっています。

 

主人公のヒロトは29歳の男性なんですけど、老若男女いろんな立場のキャラクターが出てきます。(これからも出てきそう)

 

きっとどの世代の人が読んでも、誰かしらに共感できるのではないでしょうか。

 

わたしは「日常系」のマンガは好きで、よく読みます。

 

特に惹かれるのは「悲しすぎず、嬉しすぎない」ストーリーです。

 

例えばマンガなんだから「恋」だったり、「死」だったりを劇的に描くことはできますよね。

 

しかしわたしたちの現実世界でそれらに出くわした時、かえって大切なのは日常をふつうに営むことだったりしませんか。

 

悲しさに陶酔せず、嬉しさに舞い上がらず…「ふつう」というのは、あんがい強いものです。

 

その意味で『ひらやすみ』も良いなぁと思いました。

 

もちろん「劇的なこと」はいくつか起こるんですけど、それに対してヒロトの柔和な態度が素敵です。

 

良い・悪い、敵・味方をあんいに判定せず、ただ受け止めるだけ。

 

ヒロトはそんな人に見えます。

 

わたしもそうありたいなぁと思うのです。

 

久々に水の合う作品と出会えて嬉しくなりました。

 

まだ1巻が発売されたばかりですし、読み始めるには良いタイミング。

 

おすすめです!

おすすめの日常系漫画③ しあわせは食べて寝て待て

しあわせは食べて寝て待ての表紙

まずこの表紙を見て「おぉ、こんなキッチン理想〜!」と興味を持ちました。

 

実際に話の中には登場しないんですけどね(笑)(これから出てくる?)

 

このマンガ『しあわせは食べて寝て待て』は、主人公のOL麦巻さとこ持病を抱えてしまい、そのせいで仕事も家も変えざるを得なくなるところからストーリーがはじまります。

 

内見にいった団地でひょんなことから薬膳に出会ったのをきっかけに、自分の体、生活、仕事、人間関係を見直していきます。

 

そう、薬膳料理がひとつのテーマになっているマンガなんですね。

 

「薬膳」と聞くと、なんだか身構えてしまう人も多いと思います。(わたしもどちらかというと、そう)

 

こんな殺伐としたインターネット社会で、非科学的なことは悪いことに利用されがちです。

 

ところがこのマンガの薬膳に対するスタンスはとても柔和

 

「効くかもしれないし、効かないかもしれない」

 

「効くときは食べものだけじゃなく、いろんな条件が重なって効くのかも」

 

そんな注意書きのような言葉を、登場人物たちが話してくれます。

 

だから安心して読める。

 

そのやわらかいスタンスは、例えるなら温泉に似ています。

 

薬膳なんて気にもとめないおっさんも、温泉はやたら尊んだりするじゃないですか(笑)

 

温泉の健康効果もまぁ、あったり、なかったりですよね。

 

むしろつかりすぎるとノボせたり、水圧と熱で血圧を上げすぎるのはかえって良くないとも言われます。

 

薬膳にもそのような「付き合い方」があるようです。

 

季節のめぐりを大切にしたり、消化の流れを気にしてみたり…もしかしたら薬膳というよりも「おばあちゃんの知恵袋」といったほうが正しいかもしれません。

 

病気というちょっと深刻な事情を抱えている主人公だから、読者もへんに気合を入れて読んでしまいそうですけど、実際に読んでみると極めてゆるふわな日常系のマンガに仕上がっています。

 

これは作者の画力も関係しているのではないでしょうか。

 

デフォルメがきいたシンプルなタッチですが、登場人物たちの感情がイキイキと描かれています。

 

かといって、コミックエッセイによくあるような「まんまる」な画風ではないので、リアリティをもって読むことができるんですね。

 

これは卓越した技術の賜物ではないでしょうか。

 

なんと作者の水凪トリさんは「持ち込みして即連載」したそうで、これが第一作目?

 

最初からこんな完成度が高いマンガが描けるなんて、すごいですよね(画なんて書いたことない素人が、偉そうにすいません…)

 

話の中で、主人公のリアルな家計簿が少し登場するんですけど、かなり切り詰めたギリギリの生活なんです。(だから団地にひっこすわけです)

 

主人公は事情があってそうなったわけですが、わたしはお金をかけずにじょうずに生活を楽しむことは、人生の地盤を強化すると思うんですね。

 

生活力がない人は、永遠に経済力を強化しないといけません。

 

例えば掃除ができない人は、ルンバが必要だし、もっと言えば家事手伝いに頼む他ない。

 

生活のほとんどをお金で代替えできる便利な世の中になったけれど、代替えしてもらうためにはお金が必要です。

 

「生活」を自分でしないなら、そのぶんお金が必要なんですね。

 

ところが誰しもが経済力において勝ち組になれるわけではない。

 

だから生活力はほとんどの人にとって人生の必須科目です。

 

きっとステイホームで、そのことを実感した人も多かったのではないでしょうか?

 

生活力と経済力のバランスは人それぞれだけど、生活力を学ぶには「進学」とか「就職」とかある意味で便利なレールがあるわけではありません。

 

じぶんで調べ、考え、実践していかないと身につかないものです。

 

なにより「家」という究極のプライベート空間が舞台ですから、答えは自分の中にしかありません。

 

そう思った時、この物語の登場人物の営みはすごく参考になると思います。

 

1巻に9話収録されており、ボリュームもたっぷり。

 

たぶん1年に1巻ずつ出版される感じかな?

 

なんだか日常のなかでゆっくりとつきあっていける友達のようなマンガになってくれそうです。

おすすめの日常系漫画④ 働かないふたり

マンガ働かないふたりの表紙

漫画サイトのくらげバンチで連載している『働かないふたり』。

 

主な登場人物は兄の石井守(たぶん24歳)と妹の石井春子(たぶん20歳)。

 

働かない兄と妹が織りなす、”普通”の日常マンガです。

 

その生活はまぁ、これがなんとも楽しそうで、友達とあまりお金をかけないで遊んだり、子どもみたいなくだらない話で盛り上がったり…。

 

誰にでもあるモラトリアムの時期を思い起こさせ、わたしは何とも好きなんですね。

基本的にはギャグマンガなので、楽しく読めば良いのですが、ついつい何かメッセージ性を読み取ってしまいます。

 

『働かないふたり』には実に色んな立場の人たちが登場するんですね。

 

守の同級生、丸山くんとお隣さんのOL倉木さんは頻繁に石井家に遊びに来ます。

 

4人で遊ぶことが多いです。

 

春子の友達で学生のユキちゃんとキャバクラ嬢のあかね。

 

ユキちゃんのお父さんにお姉さん。

 

守と丸山の同級生でちょっとサイコパスの遠藤くんとその彼女の稲森さん。

 

稲森さんの友達で小説家に憧れのある戸川さん。

 

早期退職した独居老人の飯塚さんや、旦那に先立たれて独居暮らしするすみよさん。

 

シングルマザーや普通の主婦、そしてその子どもたちまで。

 

年齢も性別も職業もバラバラの人たちが仲良く遊んでいきます。

 

今どきの社会って「ダイバーシティ」などといって「多様性」だとかを重視しますよね

 

それでいうと『働かないふたり』の世界は完全なるダイバーシティです。

 

なんせニートすら受け入れられているんですから(笑)

 

何を隠そう、守自身がすごく寛容に見えます。

 

春子がマヌケな話をして、素っとんきょうなオチを言うエピソードが多いのですが、守は口癖のように「かもなー」と言います。

 

強く反論してツッコむわけでもなく、そのマヌケさをイジるわけでもなく…。

 

ただ緩い同調だけをする守。

 

実はこれが本当の意味で寛容な態度に思えます。

 

白黒はっきりつける態度は多くの場合、優劣とか勝敗とか、勝ち組と負け組を無意識せよ生んでしまいます。

 

日常の付き合いなんて「かもなー」ぐらいで良いのです。

 

己の正しさを証明するより、なんだかんだで生活を営んでいく方が大事なんですから。 だから守の周りには多くの人が集まってくるのではないでしょうか?(いやマンガですが)

 

…とそんな人間づきあいの極意をまさかニートに教わってしまいました(笑)

 

なんせ描かれている世界が日常なものですから、読み進めていくと本当にそんな友達がどこかにいるような気持になってきます。

 

そんなユルい雰囲気が魅力の『働かないふたり』ですが、特にわたしが好きなのが創意工夫でお金をかけずに遊んでいる話

 

ハタチぐらいの頃、こんなの友達とやっているだけで楽しかったですよね。

 

まずICB(イケメンカードバトル)!

カードは自作します。 「身長が高い」「名前が木村拓哉」「0型」などイケメンたる要素、またはそうでもない微妙な要素を色々書くと楽しい。

 

最終的には誰が一番イケメンが議論して決めるので、参加者の価値観があらわになってしまう恐ろしいゲーム。

 

次は動物クイズ。

よくあるジャスチャーゲームですが、本気でやると盛り上がる!

 

一家に一台、くじ引きのハコを置いておこう。

 

おでんパーティーはリアルにやりたい!

「ベランダキャンプ」なんて言葉もSNSでちょいちょい聞くようになりました。

 

なにも本格的なグッズを集めなくても、カセットコンロでおでん食べればそれで充分楽しい。

 

他にも、マンガの中には「ねりものパーティー」「ピザトーストパーティー」なんかも登場します。

 

続いては人気テレビ番組の応用↓

散歩をちょっと楽しくするアイディア。

 

「○○を○○個見つけるまで、帰れまてん」で散歩してみよう。

 

写真をとって、SNSに投稿したらバズるかも(笑)

 

読書合宿も楽しそう。

非常にストイック(笑)

 

他にも、同じテイストで「ゲーム合宿」「マンガ合宿」「映画合宿」なんかも登場します。

 

ご覧のように、お金をかけなくてもちょっと日常生活にルールを追加するだけで、楽しいものになりますよね。

 

「読書以外禁止」「おでんだけ食べる」「何個みつける」 テレビのバラエティでも「英語、横文字を禁止」とか楽しんですもんね。

 

たった少しの工夫で、その一瞬が思い出深いものになるような気がします。

 

働かないふたりの登場人物たちは何かを否定せず、でも無理に肯定もせず、素朴にヘルシーに日常を楽しんでいく。

 

そんなスタンスはわたしにとって教科書でもあります。

 

ワンエピソード1ページから5ページぐらいの短い話が連続している構成なので、とても気楽に読めておすすめです。

おすすめの日常系漫画⑤ あんどーなつ

漫画あんどーなつの表紙

漫画界の「良心」と言える作品。

 

ストーリーも画の演出も派手さはありません。

 

しかし、グッと静かに胸に迫るものがある「大人の漫画」です。

 

特にわたしは第9巻の話が好き。

 

ひょんなことから主人公の奈津実祖母のあやめとの二人旅行がはじまります。

 

理由があり、あやめは奈津に祖母であることを告げられないんです…。

 

宿泊した旅館。

 

奈津が寝静まった頃、あやめはふと窓の外を見下ろします。

 

そこには梔子の花が。

祖母の喜びをはじめて知りました。叶うものならこのままずっと、奈津と旅行を続けたいと思ってしまう・・・・。

梔子・・・・。

確か花言葉は「幸せを運ぶ」とか「私は幸せ者」・・・・・。

奈津、今の私は梔子そのものです。

日本的でホッとするオシャレさ。

 

これを「粋」と言うんですかねぇ!

 

ガツン!とした甘さはないんですが、ゆっくり、じんわり体に染み渡る。

 

正にそんな和菓子のような漫画です。

 

惜しむらくはは連載途中で原作者の方が亡くなってしまい、そのまま終了となってしまったこと。

 

主人公の奈津のストーリーは完結せず消化不良ですが、漫画自体は短いエピソードを繰り返す感じなので、それでも十分に楽しめます。

おすすめ日常系漫画⑥「低年収新婚夫婦の月12万円生活」

『低年収新婚夫婦の月12万円生活』の表紙

こちらはここまで紹介したいわゆる漫画とは違い、コミックエッセイです。

 

いしい まきさんの『低年収新婚夫婦の月12万円生活

 

その名のとおり、ご自身の体験を元にした新婚夫婦の家計を赤裸々に公開した内容です。

 

著者のいしいさんはイラストレーター。

 

家計の足しにアルバイトもやっています。

 

旦那さんはパン屋さん

 

お2人は東京都23区で家賃45,000円の賃貸アパートを借りて暮らしています。

 

明記されていませんが、たぶん練馬とか板橋のほうじゃないかなぁ?(登場するスーパーがそれっぽい)

 

いしいさんは元来、お金に弱いタイプだそうで、節約をはじめたのは旦那さんの影響だそう。

 

旦那さんはかなりの節約家

 

洋服を買うときもメルカリ、ジモティ、ヤフオクを見比べて買うという徹底ぶり。

 

元テイラーということで、ちょっとした服のほつれは自分で直しちゃう

 

自炊スキルも高い…。

 

節約料理が多数登場します。

 

加えて快適とはいえない格安賃貸アパートを住みやすくするためのDIYスキルもある。

 

は?生きるチカラ強すぎじゃね?

 

そんな旦那さんもただ盲目的に節約してるわけじゃないのが、とっても好感が持てました。

 

「体調に影響するから光熱費はケチらない

 

「レトルトカレーはたまにしか食べないのだから美味しいものを」

 

など、自分なりにちゃんと強弱を持っていらっしゃるんですね。

 

その力の入れどころが良い感じ。

 

食費や光熱費はむしろケチるものではありません。

 

どうしたって節約効果が低いからです。

 

そしてあんがい普通の感覚で暮らしていれば、それだけで10万円も20万円も使いすぎてしまうものではありませんよね。

 

がんばってもリターンが少なく、がんばらなくてもリスクが少ない。

 

それが節約における食費や光熱費(変動費)の性質です。

 

やっぱり基本にして王道は固定費の削減

 

おふたりのように、ふたりで家賃45,000円のアパートに住めば、そりゃあバッチリ節約できます。

 

家計の中では唯一、通信費が大きいように見えました。

 

それは仕事の都合でひとり1台ポケットワイファイを持っているから。

 

たぶん、通信費のはんぶんぐらいは(フリーランスだから)経費になるだろうから、実際はそこまで家計を圧迫していないのかもしれません。

 

物語の最後におふたりは関西へと居を移されます。

 

もしかしたらもっと家賃負担が減ったのかな?

 

さらに節約がはかどっていることでしょう。

 

おふたりの暮らしはたしかに「超節約ライフ」です。

 

でも、わたしは個人的に「ふつうの感覚」だなと思いました。

 

人によっては「バランス釜のお風呂むり!」とか「セキュリティしっかりしたい!」とかいろいろあるでしょう。(わたしもそうです)

 

でも、それならそれで家賃を1,2万円アップさせれば良いだけ。

 

あくまでおふたりのような生活をベーシックに、人それぞれ彩りをプラスしていくという考えが良いのではないでしょうか?

 

このふつう=ベーシックの基準が高くなると、すごく生きづらさが増していく気がします。

 

お金も時間も労力も、人生のすべてには限りがあります。

 

どうしたってすべてを手に入れることはできません。

 

今、どことなく「生きづらさ」を抱えている人は、自分の中の「ふつう」にたくさんいらないものが入り込んでしまっているのではないでしょうか。

 

けれど、いらないものをちゃんと拒否すると、ほんとうに大切なものをちゃんと大切にできるようになります。

 

つまるところ節約とは、そのほんとうに大切なものを見つける旅なんだろうと。

 

おふたりはその旅路をいっしょに歩くパートナーとしてを確かなものにされていて、なんだか羨ましくなりました。

 

節約本というとたいてい一人暮らしか家族向けが多いですよね。

 

2人暮らしってけっこう珍しいと思うので、興味ある方は読んでみてください!

【関連】暮らし系YouTube(Vlog)もおすすめ

ここまで紹介したマンガ好きな人なら、きっと暮らし系YouTubeも好きではないでしょうか。

 

生活風景を美しく切り取り、癒やしのBGMと送るVlog。

 

マンガ以上にリアルな生活アイディアが満載でとても参考になります。

 

おすすめ動画をまとめたので、ぜひ合わせてチェックしてみて下さい!

 

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