モノを減らして身軽に暮らしたい──そんな気持ちでAudible(オーディブル)を試してみました。
「これがあれば紙の本を減らせるかも」
「耳だけで読書ができるなんて、ミニマリスト向きじゃない?」
って、ちょっと期待して。
でも実際に使ってみると、わたしの暮らしにはうまくなじまなかったんです。
便利なはずなのに続かなかった理由、そして無料期間で退会した理由を5つに整理しました。
あわせて解約方法と、代わりのサービスもご紹介します。
- わたしがAudible(オーディブル)をやめた理由【5つ】
- 他の人がオーディブルをやめた理由
- Audible(オーディブル)の良かった点
- Audible(オーディブル)を退会する方法
- オーディブルの代わりになるおすすめサービス3選
- 【まとめ】“便利”より“心地よさ”を選びたくて
- 【関連】ミニマリストが使っている、手放したサブスク
わたしがAudible(オーディブル)をやめた理由【5つ】
聴きたい本が少なかった
最初に聴いたのは、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片付けの魔法』と、藤岡みなみさんの『ふやすミニマリスト』。どちらも面白かったけれど、そこから先に「聴きたい!」と思える作品がなかなか見つからず。
Audibleは小説やビジネス書が多め。
わたしの好みであるエッセイや生活系の本は、あまりラインナップされていませんでした。
聴きたい本が有料だった
「あ、これ聴きたいな」と思ってタップしたら有料だった──これ、何回か繰り返しました。
月額1,500円の聴き放題に入っていても、対象外の本がちらほら。
割引価格で買えるとはいえ、追加課金が必要なのは正直ちょっとストレスでした。
聴く習慣が定着しなかった
耳で本を聴くって、なんだかんだで“習慣”にするのが難しい。
移動中や寝る前に聴こうと思っても、気がつけばいつものように音楽やPodcastを流していて、Audibleに手が伸びない。
耳のスキマ時間は限られていて、わたしにはそこに「読書」を入れる余裕がなかったのかも。
頭に入らない感覚があった
「読み聞かせ」は心地いいんだけど、文字で読むのとは違って、ふと内容が頭に入ってこないときがありました。
少し集中が切れると、気づいたら話が進んでいて「あれ、今なに読んでたっけ?」と戻る羽目に。
映像やテキストに比べて、“耳だけ”の情報って意外とスルスル抜けていくんですよね。
月額料金がちょっと高いと感じた
1,500円という金額。
書籍1〜2冊分とはいえ、毎月この金額を払うなら、自分で好きな本を買いたいな…と思ってしまいました。
とくに使う頻度が低い人にとっては、わりと「もったいない」と感じやすい価格帯だと思います。
他の人がオーディブルをやめた理由
Audibleについて調べてみると、わたしと同じように「やめた」という声がちらほら見つかります。
理由として多いのは、
-
月額料金が高く感じた(1,500円)
-
聴く時間が思ったよりなかった
-
聴きたい本が少なかった
-
紙の本の方が頭に入る
…というようなもの。
「悪くないんだけど、自分の生活には合わなかった」という声が多い印象です。
Audible(オーディブル)の良かった点
もちろん、良いところもありました。
-
寂しいひとり暮らしに、人の声がありがたかった
-
活字を読む集中力がないときでも、耳からなら聴けた
-
ずっと一定のペースでしゃべり続けてくれる安心感
…ただし、あまりに“途切れない声”にふと怖くなる瞬間も(笑)
Audible(オーディブル)を退会する方法
オーディブルの無料お試し期間は30日間です。
ただ近年のAmazonはAudibleの会員数を伸ばすのに積極的なので、無料期間が延長されるキャンペーンをやることが多いです。(プライムデーやタイムセール祭り時は要チェックです。)
安心して試すためにも、退会方法は知っておいたほうが良いですよね。
Aubidleはアプリを削除(アンインストール)しただけでは退会になりません。
またAmazonのサイトからは退会できません。
具体的には以下の手順が必要です。
まずは https://www.audible.co.jp/ にブラウザでアクセスしましょう。
次に上部のアカウント名の部分をクリックして、「アカウントサービス」をクリックします。
そして「退会手続きへ」をクリック。
続いて画面下の方の「このまま退会手続きを行う」をクリック。
退会理由をアンケートで答えて、「次へ」をクリック。
最後に割引オファーや休会を勧めてきます。
あえて3ヶ月割引オファーを利用するのも良いでしょう。
しかしわたしは2冊しか聞かなかったので、ここは潔く退会です。
これで退会が完了です!
ちなみに無料期間があと30日残っていたので、退会手続きをしても即時退会とはならず、そこまで利用できるそうです。
すべてのサブスクに共通することですが、退会を忘れるとすごくもったいないです。
ぜひ以上の退会手続きを確認した上で、無料期間を試してみてくださいね!
※無料体験 → オーディブル公式サイト
オーディブルの代わりになるおすすめサービス3選
ラインナップに違いがある「audiobook.jp」
わたしと同じようにオーディブルで強い「小説」「ビジネス本」以外を読みたい人は、競合サービスのaudiobook.jp もチェックしてみて下さい。
2024年時点で3年連続書籍ラインナップ数が日本一だそうです。
こちらの方がより幅広い趣味に対応しています。
※14日間の無料体験 → オーディオブック配信サービス - audiobook.jp
Podcastも聞ける「Amazon Music Unlimited」
音楽サブスクのAmazon Music UnlimitedにはPodcastもあって、オリジナル番組も豊富。
BGMにも、学びにも、ちょうどいい。
月額980円で数千万曲+Podcastが聴き放題なのも魅力。
わざわざ新しいサブスクを増やさず、今あるものを使い倒すという意味でも、ミニマリスト向きかもしれません。
※30日間無料体験 → Amazon Music Unlimited
人の声に安心できる「ウェザーニュースLiVE(YouTube)」
本でも音楽でもなく、声を“ただ流す”という使い方なら、YouTubeの「ウェザーニュースLiVE」がお気に入りです。
誰が聞いても深いじゃない雑談も時折交えながら、やさしい声のキャスターが、淡々と天気を伝えてくれる。
何かを得ようとしない音が、ただそこにあるだけで安心できる。
そんな時間がわたしの暮らしには必要でした。
※おすすめポイント → ウェザーニュースLiVEにハマる。なぜ人気?理由がわかった気がする
【まとめ】“便利”より“心地よさ”を選びたくて
オーディブルを使えば、モノとしての「本」は持たなくていい。
それってミニマリストにとって理想的に見えるけど──
わたしの場合、音声で聴くより、紙の本を開いて読む方が落ち着くことに気づきました。
モノを減らすって、「なくても困らないから手放す」だけじゃなく、「あることで満たされているものを大事に残す」ことでもあるんだなと、あらためて思います。
わたしにとってオーディブルは、いったん手放してみて正解だったサブスク。
もしあなたも同じように迷っているなら、試して・やめて・見極めてみてもいいかもしれません。
【関連】ミニマリストが使っている、手放したサブスク
今日も読んでいただきありがとうございます。
オーディブルは退会しましたが、他にもサブスクは使っています!
関連記事にて、わたしの
おすすめ & おすすめじゃない サブスク
をまとめました。
関連記事:ミニマリストのおすすめサブスク6選&断舎離したサブスク4選。選ぶ基準は?